大阪のJRもしくは近鉄鶴橋駅のホームに降り立った瞬間、プ~ンと焼肉のにおいが漂ってきます。駅周辺には在日コリアンによる焼肉店や韓国料理店がたくさん立ち並んでいることで有名なこの地域、安くて美味しい大阪のグルメスポットとしておすすめのエリアなのです。

この鶴橋界隈には “ご当地バーガー” があるらしい。その名も「鶴橋バーガー」! ……でも、名前だけではなかなか想像しがたいものがあります。果たして、美味いのでしょうか? いくらご当地でも美味しくなくては食べたくありません。ということで、『ポーチ』編集部のB級グルメ大好き女性記者が確かめてきました♪

鶴橋駅から歩いて3分ほどの場所、駅ガード下の商店街をくぐり抜けると……あったあった! 『鶴橋バーガー』の大きな看板が飛び込んできました。メニューを見ると『カルビバーガー』(580円)や『プルコギバーガー』(480円)、『ライスバーガー』(680円)など、たくさんのハンバーガーがありました。どれも美味しそうですが、店の一番人気という「カルビバーガー」を注文することに。

オーダーを受けてから作り出すシステムなので、5分ほど待つことになりました。そして「お待たせしました!」と、袋に入ったバーガーがトレイに置かれて運ばれてきました。いざ、袋を恐る恐る開けるとビックリ! バーガーにカルビやレタス、そしてたくさんの白菜キムチがはさんである! さらに底にはチシャ(青葉)まで! まさに、鶴橋を象徴するような、コリアンフード満載!

さて、その味はというと、1に「白菜キムチ」、2に「カルビ肉」で、これがまた意外とバーガーにマッチ。そして、ピリッと辛いところに、サッパリしたレタスとチシャ、甘いチシャ味噌が絶妙。予想より胃にもたれず、でもボリュームもそれなりにあり、もう1個は食べられそうな感じでした。特に、白菜キムチが美味かった。というのもこのお店、実はキムチ専門店とのこと。辛い中でも甘みのある白菜キムチ、これ単品でも白ごはんにかけたらどんなに美味しいだろうかと、思わず想像してしまいました(店でキムチも販売中)。

ちなみにこのお店、イートインコーナーがあり、ウェットティッシュや紙ペーパー、つまようじなどが常備されているので、女性にはうれしいところ。もちろんテイクアウトも可能で、日本全国への通販まで行っているようです。気軽に味わえる鶴橋フード。現地で食べるのもよし、通販で取り寄せるのもよし、新しい大阪のご当地バーガーをぜひともお試しあれ!

<お店の詳細データ>
店舗名: 関西・大阪発祥 鶴橋バーガー
住所: 〒544-0031 大阪市生野区鶴橋2-2-19
TEL: 06-6741-8886
最寄駅: JR・近鉄・地下鉄鶴橋駅 徒歩約3分
営業時間: 平日11:30~18:30 / 休日10:30~19:00
定休日: 水曜
http://tsuruhashi.info/

Photo by POUCH