最近、ハンバーガー・チェーン店などの「メガ」メニューに注目が集まっています。でも一方で、スーパーやデパ地下などでは「姫グルメ」、「ミニフード」など通常の半分ほどのサイズの食品やスイーツなどの人気が高まりつつあるようです。そして先日、江崎グリコが実施した調査では、特に女性が気になるお菓子が「ミニサイズ」だという結果が明らかになりました。

江崎グリコは『ジャイアントコーン』や『パナップ』、『アイスの実』など人気アイスが小さめのサイズになったシリーズ『ミニセレ(ミニセレクトアイス)』を発売。そして、20代から50代の女性600人を対象に「一般スイーツ」に対する意識などの調査を行いました。

まず、昨夏は「大盛り」や「メガ盛り」ブームでにぎわっていたものの、今年は「ミニ」にも人気が集まり、調査結果からも「店頭で通常よりミニサイズのスイーツを見つけると気になる人が多い」、「通常よりもミニサイズのスイーツがあれば購入したい」という意向が高いようです。そして「プチたいやき」や「ドーナツ」をはじめとした「姫グルメ」と呼ばれるひと口サイズのスイーツの購入者も増え、「ミニサイズ」は今後、注目を集めそうとのことです。


そして、「同じ味や種類がセットになって販売されているものと、様々な味や種類の中から好きなものを選んでセットにできるのとでは、どちらがよいですか。」との質問に対して、93%もの女性が「同じ味よりも違う味(選んで組み合わせ)」で購入したいと回答。また「味やラインナップの種類が豊富なスイーツをみるとどのように感じますか」と尋ねると、4人に3人は「いろいろな味を試したい」との意見を示しました。選ぶこと自体を楽しみたい、いろいろな味を試したいという好奇心がうかがえますね。

さらに、「スイーツを少しだけ食べたいときはありますか」との質問に、9割以上があると回答。「それはどんな時ですか」とたずねると、「食後」や「ダイエット中」などの意見を抑えて「疲れたとき」が7割以上にのぼりました。女性にとって、スイーツにちょっとだけでも「癒し」を求める存在なののかもしれません。


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