知らず知らずのうちに、あなたの身体、実は曲がっているかもしれません。

そう、「わたしは大丈夫」を思っていても、パソコン仕事が長時間にわたったり、携帯電話をよく触っていたりする間に、背中が曲がって「猫背」になっている場合もないとは限りませんよ。

そんなあなたの「姿勢」、実は簡単に直すことができる方法があります。アメリカ・ニューヨークで100年以上の歴史を持つ身体をラクにするための「アレクサンダー・テクニーク」を教えるカレン・ブラガさんのアドバイスを今回、紹介していきます。

まず「これを読んでいるのをやめて、あなたは今、どういう姿勢で座っていますか」との指摘。そして「肩が落ち込んでいませんか?」、「パソコン画面に首を伸ばしていませんか?」、「足を組んでいたり開いていたりしませんか?」、「足の指はちゃんと床の上に触れていますか?」と尋ねています。これらの質問に1つでも引っかかった人は“要注意”とのこと。

ちなみにこの「アレクサンダー・テクニーク」は、1世紀余りの歴史を持ち、英国の医学雑誌『British Medical Journal』では、慢性的な腰痛に効果があるという調査結果の発表で注目を集めました。

さて、その姿勢を簡単によくするための方法は以下の通り。

【1】どこでもまず「休息」するための時間を取り、自分の姿勢に気を使うこと。

【2】自分の身体を調べ、どこか緊張していないかを見る。そしてもう一度考えて、何でもすぐに直そうと思わないこと。

【3】緊張している場所をほぐすこと。あごが硬かったり、指が曲がりにくかったり、首が硬直していたり、肩が上にあがっていたりしたら、まず「ストレス」を解放すること。目にも特に注意を払うのが大事。特にパソコンモニターを真っすぐ見つめているのはストレスの原因。まわりにも「視界」があるのを思い出して、一点集中するのを抑えることも大事です。

【4】呼吸してお腹全体を動かしてみること。呼吸をすると肋骨に力を入れる傾向がありますが、首を緊張させてしまいます。身体を持ちあげるように、肋骨を浮かせて呼吸で変化させることが肝心です。

【5】背中が耳からお尻までつながっているとイメージする。実はその長さは、今まで考えているよりもとても“長い”はず。頭の中で両方のエネルギーを感じ、それぞれのポイントをスタートしてちょうど骨盤の真ん中近くの2つの骨に集中させる。その場所が最も健康的な姿勢を保つためのポイントです。

さらに「ヨガのクラスでは誰もがとても美しく見えるのに、レッスンを終えて教室を出て『iPhone』や『BlackBerry』をつかんだ瞬間、みんなまた緊張してしまうのよ」とも、ブラガさんは指摘しています。

ヨガスクールの時間だけでなく、日々姿勢を気にしつつ、美しい姿で座っているのが大事なのかもしれませんね。