とても甘くて美味しいチョコレート。大好きな女性もきっと多いはずです。ただ、チョコレートを食べ過ぎると体に悪そうな気がしますよね。しかし、定期的に少量のブラックチョコレート(ミルクが入らない、カカオマスが40~60%含まれているチョコレート)を食べると、中高年の女性が心不全を患う危険性を減らす、という研究結果が先日、米国心臓協会の『Heart Failure』ジャーナルで発表されました。

記事によると、スウェーデンで31,823人もの女性を9年間にわたって研究した結果、1週間に平均1~2人分のチョコレートを食べた女性のうち32%が心不全になる危険性が少なくなったとのこと。一方で1ヶ月でたった1~3人分のチョコレートしか食べないとその数字が26%に下がってしまったそうです。

しかし、チョコレートを食べたほうが心不全の危険性が減るなんて本当なのでしょうか。

もちろん、毎日1人前以上のチョコレートを平らげたからといって、心不全にかかる危険性が減るとは限らないとも述べています。なぜかというと、毎日チョコレートを食べる女性は摂取カロリーも増えてしまい、それが心不全の原因にもなっていると、この研究を率いる Murrray Mittleman 博士は語っています。

「チョコレートが比較的、カロリーの多い食べ物であることは無視できません。大量にチョコレートを食べる習慣があると、体重が増えて心不全になる危険度が増すでしょう。ただ、控えめに食べる事により、ブラックチョコレートはおそらくいい選択肢になり得ます」

また別の研究では、チョコレートに含まれる「フラボノイド」と呼ばれる化合物が血圧を下げる効果がある事も明らかになっています。ちなみに、なぜブラックチョコレートのほうがミルクチョコレートよりオススメなのかというと、フラボノイドが多く含まれるココアの固形物はブラックチョコレートのほうが多く含まれており、フラボノイドには発がん物質の活性化を抑制する効果や、血行促進作用があると言われているからです。

チョコレートに含まれる成分が体にいい影響を与えるのは事実。でも、食べすぎにはやっぱり気をつけないといけないことがよくわかりました。ポイントは「時々、少量のブラックチョコレートを食べる」事です。

参考:Yahoo!英国版