庭やプールの付いた、高級住宅街にある大豪邸はもちろん、デザインの洗練された住みやすい家は人間なら誰しも憧れる物です。テレビでも豪邸見学や、住宅リフォームの番組を良く見かけ、人の”より良い住まい”に対する欲求は、どんなに素晴らしい家に住んでいても尽きる事は無いのかもしれません。

しかし、そんな欲求に反旗を翻すような「世界で最も細い家」をある男性が作り上げました。彼の名は「Erwin Wurm」。1954年にオーストリアに生まれ、1981年にはアーティストとして展示を開始します。

「馬に立ち乗りする男性」や、「太った車」など、独創的な作品を多数発表していますが、今回展示されている「世界で最も細い家」は特に人気を博し、多数の見物客が訪れているとの事です。

家の中にはソファーや本、テーブル、椅子などのお洒落な家具と部屋がありますが、どれもとにかく”細い”のです。なんとトイレも細長く、用を足すのは困難な細さ。ベッドも子供ならともかく、大人ではまず入り込めない細いスペースの中にあります。

彼がどのような思いでこの家を建てたかは不明ですが、見るだけで面白くなってしまうこの家。お洒落なのに「絶対住みたくない!」と思える家を見る事ができるのは、ここだけかもしれません。

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