スメルハラスメントという言葉をご存知だろうか。モラスハラスメント、セクシャルハラスメント、パワーハラスメント・・・、様々なハラスメントがあふれる中、昨今注目を集めているのがスメルハラスメントだ。スメルとは、「臭い(におい)」のこと。つまりスメルハラスメントとは、臭いで周囲に不快感を与えることだ。生まれ持った体臭はどうにもならないけれど、気をつければ何とかなる臭いは防ぎたいもの。そんなスメルハラスメントの一つ、口臭に関する面白いデータがある。

歯周病・虫歯の殺菌治療を開発したパーフェクトペリオ株式会社が20 代・30 代の男女会社員600 人を対象にインターネット調査でとったアンケートだ。このアンケートによると、9割以上の人が「社内に口臭が気になる人がいる」と答えている。しかも、7割以上の人が「口臭が仕事に影響する」と応えているのである。これは会社にとって大変由々しき事態ではなかろうか。社内の業務改善をするのも良いが、まずは社員の口臭予防に努めることが大事かもしれない。

さらに、お父さん世代を脅かす結果も・・・。「社長よりも、取締役よりも、課長よりも・・・、部長が口臭きつそう!」もちろん、イメージとしての結果ではあるが、だからこそより胸が痛む人も多いのでは。

上司と部下の距離感は、いつの時代も大きな壁が存在する。その距離の測り方を間違えると、とたんに誰もがスメルハラスメントの加害者になってしまう危険性も。相手の口臭が気になり始める距離感として、一番多いのが、パソコンを見て話す距離感30cmで60.2%。次に多いのが、31.8%の立ち話をする際の距離感1mであった。部下からの相談が少ないと感じているあなたは、もしかしてスメルハラスメントの可能性があるのかも。

口臭の主な原因の一つには、歯周病菌が出すVSCというガスが関係しているそうだ。すなわち、歯周病の人はスメルハラスメントの危険性を常に持ち合わせているともいえる。日本人の8割が感染しているとも言われる歯周病、日本がスメルハラスメント大国になってしまう日も近いかもしれない。

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