イスラム教徒の女性は頭から足元までしっかり隠す服装をするのが通例ですが、マレーシアのイスラム教徒の女性(マレー人)は全身をカバーしつつも、ファッションはとても近代的。中近東のイスラム教徒の女性たちが他人に顔が分からないように配慮した服を着用するなど保守的なのに対し、マレー人の女性たちの服装はかなりゆるいんです。

例えば1番目の写真の左側に写っている女性。ボヘミアン調のスカートに、タンクトップとカットソーを組み合わせ、ストールを巻いています。オシャレは楽しみつつも、全身をしっかりカバー。

写真上の女性は、黒のトップスに黒のヒジャブ(頭髪を隠すためのスカーフのようなもの)を合わせているところがシックで洗練された印象。細めのブーツカットジーンズと合わせることで、スタイリッシュな雰囲気になっています。ちなみに、ヒジャブにはさまざまな色とデザインがあり、マレー人の女性たちは服に合わせて楽しんでいるのだそうですよ。マレーシアの首都クアラルンプールで見かける10~30代女子の普段着は、長袖のトップスにパンツを組み合わせたスタイルが多いようです。

マレー人女性の伝統着『バジュ・クロン』。風通しのよい素材でできているので、常夏のマレーシアでも着心地抜群。バジュ・クロンも、専門店に行けば洋服と同じように種類が豊富に揃います。写真の2人のバジュ・クロンは布を選んで仕立ててもらったそうです。グラデーションがきれいですね。バジュ・クロンは、結婚式やパーティーなどフォーマルな場でも正装として着用することができるアイテム。1着もっていると、かなり重宝しますよ! (ちなみにバジュ・クロンは1着50~120リンギッド程度:約1300~3200円程度。)

(記者/ sweetsholic)