「東京から500円で行ける沖縄・南米地区」があると聞いたポーチ編集部の調査隊は、横浜市鶴見区の仲通商店街を訪れました。サンバやカーニバルといった華やかなイメージは皆無の商店街でしたが、沖縄や南米料理を供するレストランが点在しています。中でもオシャレな印象を放っていたのがペルー料理専門店『KOKY’S  Restaurant Bar』。メニューを見てみると、お肉料理はもちろん、女性が好みそうなサラダやスープも充実したラインナップ。今回の覆面調査は、こちらのレストランに決定!

店内にはラテンミュージックが流れ、リズムにのって体を動かしたくなりそうな明るい雰囲気。オレンジで統一されたソファ席とテーブル席があり、ゆったりできるソファ席はあいにく満席(店内の撮影を忘れてしまいました。はげしく後悔……)。周りを見渡すと、ペルー人だと思われる女性グループや、男性が食事をしています。案内をしてくれた女性もペルー人。きっと本場のペルー料理が食べられるに違いありません!

まずは店員さんオススメのペルー産ビール『Cuzquena(クスケーニャ)』(600円)をオーダー。あっさりとしており、喉越しは爽やかでいて軽やか。シーフード系の料理との相性がよさそうな味です。おつまみは、揚げトウモロコシの素揚げ。程よい塩気に、ビールが進みます。

●『Cebiche Mixto(セビチェ・ミクスト)』(1300円)

エビ、白身魚、イカ、タコなどの魚介類と赤タマネギのマリネに、添えられているのは茹でたとうもろこしと揚げたとうもろこし(おつまみと一緒)。茹でたジャガイモとサツマイモも添えてあり、ボリュームたっぷりです。レモンと香菜と塩がメインの味付けで、とても爽やかな味。唐辛子が入っているので、ほんのりピリ辛。トウモロコシと一緒に食べると、食感と味に変化が出ました。タイやベトナム料理のサラダがお好きであれば、これは絶対におすすめの一品!

●『パパ・エン・スス・クレマス(Papa En Sus Cremas)』(1000円)

茹でたジャガイモに3種類のクリームソースをかけた料理。ソースの色は、ペルーの郷土で食されているソースのようで、黄色は北方、緑色は南方、オレンジ色は田舎町のスペシャリティ。黄色のソースはマヨネーズとクリームチーズを混ぜたような味わいのクリームソースで、このクリームをベースに緑色のものにはミントが、オレンジ色のものには唐辛子が入っているそうです。しっとりとしたジャガイモに、ソースが絡んで濃厚な味わい。こってり濃厚な黄色のソースにはワインが、味がはっきりしている緑とオレンジ色のソースにはビールがよく合いそう。

前菜とおつまみで、既にお腹が膨れ始めてきたポーチ調査隊。通常のレストランで供される倍ぐらいの量が盛られてくるので、3~4人でシェアして食べるのにちょうどよいかもしれません。

【お店のデータ】
店名: 『KOKY’S  Restaurant Bar』
住所:神奈川県横浜市鶴見区仲通1-57-2 宝来ビル2F
電話:045-633-1632
営業時間 :12:00~23:00
定休日: 月曜日
交通アクセス:JR京浜東北線鶴見駅 徒歩約20分
ウェブサイト:http://www.spiral.co.jp/f_guide/cay/index.html