大人気TVシリーズ&映画、セックス・アンド・ザ・シティから火がついたカップケーキブーム。アメリカでも今や街中にカップケーキ専門店が見られるようになりました。とはいえいわゆる「イマドキのスイーツ」と呼ぶには少々人気も定着化した模様。

そして今アメリカのフーディーたちの間でポスト・カップケーキとして人気なのが「ウーピーパイ」といわれる新しいスイーツ。セックス・アンド・ザ・シティの中で登場し、その名が知れ渡ったマグノリアベーカリーでも販売されるようになり、さらに人気が高まっているようです。

さてそのウーピーパイ。英語でWhoopie Pieと綴るのですが、どんなお菓子なのでしょうか? アメリカ東部のニューイングランド地方やペンシルバニアのアーミッシュたちの間で食べられてきた伝統的なお菓子で (90年代にニューイングランドに4年ほど住んだ筆者は実際見たことも聞いたこともなかったのだが) やわらかいクッキー生地にマシュマロを挟んだ、日本でいえばエンゼルパイのようなお菓子なのです。その名前の由来はその地方の農夫たちのランチボックスにデザートとして入っており、それを見つけると嬉しさのあまり「ウーピー!(うっひょー)」と叫ばずにはいられなかったというところからきたといわれています。

ニューイングランド地方の中でもメイン州ではウーピーパイはクッキーやパイよりはケーキのように扱われており、その大きさもハンバーガー位のサイズが普通で友達とシェアして食べたりするのだそう。ふわふわというよりは密度のあるしっとりした生地のためコップ1杯の牛乳と一緒に食べるのがお約束。もともとはこの生地もココアパウダーをきかせたチョコレート風味で中もシンプルなホワイトマシュマロなのですが、ウーピーパイブームによりストロベリーやキャラメルなどさまざまなフレーバーが誕生しています。カップケーキほど見た目にインパクトはないものの、最近はデコレーションも施されているものも出始め、キュートさもアップ中。

フーディーたちの間で人気が出ている、このウーピーパイ。すでにキッチングッズストアではウーピーパイミックスや、ウーピーパイ用の型、ウーピーパイのクッキングブックなども販売されウーピーパイ人気は全米に広がりつつあります。

日本ではまだ販売している店舗はないようですが、お目見えする日も近いかも?

(記者:mayuchico)

写真:Pouch