[the. 外国すまひ] は、海外生活をする日本人が、日々の生活の中で何気なく感じた文化の違いをご紹介するコーナー。本日はアメリカ在住の女性記者による、アメリカの「ラーメンマニア」について。

旅行や出張のとき、かならずご当地にラーメン屋があるかチェックし、あれば足を延ばして食べに行ってみる。
食べたラーメンの味の良し悪しを携帯の写メとともに友人などへシェアーする。「○○のラーメン屋のスープはとんこつ味なのでおいしい!」との会話で盛り上がる。

これすべてアメリカに住むアメリカ人のお話です。アメリカ人でもラーメン好きが結構いるらしく、だんだんと日本人のような嗜好品を求めつつあるのだなあと親近感が湧いてくる話ですね。それにアメリカでは「ラーメン」という言葉が寿司やカラオケと同じように通じるようになってきているのです。

それもそのはず数年前よりオックスフォード辞書Oxford Dictionaryやメリアム・ウェブスター辞書Merriam-Webster Dictionaryなどにramen(ラーメン)がすでに登録されています。

そんなラーメン好きなアメリカ人のあいだで話題になっているサイトがあります。Rameniac(ラメニアック)というサイトです。このラメニアックとはラーメン・マニアックの略語ですね。

このサイト、ブログ形式でラーメンに関するあらゆる情報を提供、なかでも店舗情報などは、ラーメン店が多くあるカリフォルニア州がどうしてもメインになってしまいますが、レビューの的確さで評判が高く、アメリカのラーメンファンが喜んでいる姿が目に浮かびます。驚いたことに日本のラーメン店のレビューも多数あるのです。

このサイトを作成した人は、香港系アメリカ人のリックモンド・ワン(Rickmond Wong)さん。彼はLA生まれのLA育ち、高校時代からラーメン批評のようなものを友人へメールするほどのラーメンオタクぶりを発揮していました。ワンさんは日本に住んでいた経験もあり、かなり自分の舌で本格的なラーメンの味を学んでいるようです。そんな彼のおすすめラーメンは博多で食べた、とんこつラーメン。ラーメンのなかでも博多ラーメンが一番のお勧めだと言っています。

2006年の夏にこのサイトを開設して以来、徐々に人気が上昇しているようで、ラーメンは寿司、天ぷらと並ぶ人気食だとわかりますよね。ラーメン好きのアメリカ人にとって参考書になりつつあるラメニアックから、アメリカ人のラーメン観が、垣間見られておもしろいかも……。
(在米特派員/ Shizuiki)

写真:Pouch Shizuiki
screenshot:rameniac.com
■参考リンク
rameniac(ラメニアック)英文