「あけおめ」(あけましておめでとう)、「ことよろ」(ことしもよろしく)など新年のあいさつの略語。若者を中心に使われるようになってから何年も経ちましたね。中にはこの言葉はすでに時代遅れとして、あえて使わない人もいるかもしれませんが、一般になんとなく定着している様子。

しかしながら、時代が変われば言葉も変化するものです。というわけで今後、新年に流行りそうな挨拶を記者が勝手に考えてみることにしました。

「ハッニュー」
ハッピーニューイヤーを、おっはー(おはよう)のような軽いノリで表現。少し言いにくいのが難点。読者モデルなどがテレビなどで言い始めたら、一気に広まりそうな可能性が秘められてい……。

「あまておでう」
あけまして+おめでとうを、五十音ひとつ抜かしたパターン。文字数が多くなるため、使う必要性が微塵も感じれらない。滑舌を少し悪くして、「アマテュードュー」どこか異国の言葉に聞こえてオシャレ度もぐんとアップ。

「あておう」
あけまして・おめでとう、単語の最初と最後をくっつけたパターン。正月に知人に会った際、お互いに片手をあげて「あておう」と唱える。初めて聞いた人は、なんの合言葉だろうと困惑するかもしれない。

「あけた」
年はすでに明けたのだ、という事実を率直に伝えるだけの素直な表現。サバサバとしたクールさは引き立つけれど、めでたさは微塵も感じられない。

「あけおす」
京都弁風に。あけオス! と、語尾を強めると応援団風にもなれる使い勝手の良さ。

「いいそーがちやみしぇーん」「いーそーわぐち」
沖縄の言葉で良い正月ですね、という意味。響きがかわいらしいので、なんだかムリにでも使いたくなる?

「景気回復」
新年早々不謹慎だな、と思われる方もいるかもしれませんが、挨拶を前向きな単語に変えることで今年一年運をガッチリつかもうというわけです。病は気から! 意外に効果あるかもしれないですよ。

今はありえない言葉でも、数年先には誰もが口にしている可能性もあるわけです。次の流行語を造るのは、あなたかもしれませんよ? せっかくですし、新しい挨拶を今日から使ってみてはいかがでしょう! もっとも、これで万が一人間関係がこじれても記者に責任は負えません。
(記者/雨傘)

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