退屈な授業中には、ゲームや妄想、早弁や内職など、あらゆる想像力を駆使して授業を乗り切ろうとした経験は誰にでもあるはず。なかでも「教科書やノートの落書き」は手軽にできる(?)うえ、友達に見せる楽しみもあることから、退屈しのぎの王道となっているようです。 

授業中に落書きがしたくなる衝動は、どうやら万国共通。歴史上の人物を重んじる中国でさえ、偉人への落書きはかっこうの暇つぶしになっています。

中国の画像投稿サイトでは、中国人学生による巧みな落書きが何枚も紹介されています。例えば、かつて明の建国に大きな貢献をした劉基は、何がどうなったのかアニメの人気キャラクター、チョッパーに変身しました。京劇に出てきそうな表情がなんともシュール。一方、詩人である杜甫は、生前絶対に誰にも見せなかったであろう泣きっ面に表情を強制変更させられています。もはや偉人オーラは消滅。教科書に載る方も大変ですね。

ほかにもメイドやオタクなど、日本のポップカルチャーの影響を受けた落書きが印象的。そして、どの落書きを見てもなかなかの絵心。それはもう、偉人たちが気の毒になるほどに。
(記者:sweetsholic/文責:Pouch)

袁宏道-明代後期の詩人。作詩や華道に精通した文科系も、立派な野球選手に転身。

劉基-中国元末明初の軍人・政治家・詩人・軍師。明の建国に大きな貢献をした偉人でさえ、現代の若者の手にかかればアニメのキャラクターに大変身! しかも指名手配中。

曹丕-曹操を父親に持つ三国時代の魏の初代皇帝。皇帝に対して宅男(中国語で「オタク」という意味)とは、何事でしょう!?

荀子-「性悪説」を唱えた中国の戦国時代末の思想家・儒学者。これじゃ、まるで悪党。

杜甫-李白と並ぶ唐代随一の詩人。落書きをした学生は、テストの点数が悪かったのでしょうか。

関漢卿-元の時代に活躍した元曲の作家。この時代にバイクがあれば、編集者に追いかけられてもすぐに逃げられたはず!?

幸棄疾-宋の時代の文学者。渋い顔にVサイン、意外と合ってます。

連横(連雅堂)-日本統治時代、「台湾通史」を著した台湾の学者が、中華圏で絶大な人気を誇る台湾人アイドル「周杰倫」に変身!?  落書きをしたのは女子に違いない。

screenshot:newspic.cn.yahoo.com

■参考リンク
newspic.cn.yahoo.com(中国語)