みなさんは、チョコめしという言葉をご存知ですか?  「チョコめし」とは、チョコレートを使った食事メニューのことで、南米ではチョコレートソースで食べるステーキなどがレストランのメニューとして浸透しているほどポピュラーなチョコ料理です。

ポーチ編集部は「居酒屋チェーン『笑笑』で、チョコめしフェアを行っている」との情報を入手。主食やおかずとして食べられるという「チョコめし」4品が、2月末までの期間限定で楽しめるそうです。

チョコめし4品にはロッテの「ガーナミルクチョコレート」を使用しており、これはバレンタイン前や女子会のネタとして盛り上がりそう! でも、肝心の味はどうなの……? というわけで、ポーチ編集部員が笑笑を訪れ、実際に試食してみました。

「ガーナチョコカナッペ~魔法のじゅうたん~」(303円)

メープルシロップを塗ってトーストした薄切りフランスパンにキウイとバナナをのせ、カシスソースと砕いたガーナミルクチョコレートをトッピング。小学生が調理実習で作った料理といった印象で、想像通りの味。チョコレートがソース状になっていた方が食べやすいかも。メープルシロップの代わりにクリームチーズを合わせれば、カクテルなどのつまみとしてはよさそうです。

「おもちポテト~ガーナチョコでいかが?~」(303円) 

温かいチョコレートソースがモチモチした食感のおもちポテトに絡み、デザート感覚で楽しめる一品。おもちポテトは揚げてあるので、ドーナツのような味と食感です。おもちポテトの食感と味わいは、ミスタードーナツの「ポン・デ・リング」を想像していただくと分かりやすいかもしれません。赤ワインに合いそうな味です。4品中、調査隊に一番人気だったのがこの商品。

「カリカリガーナチョコのカルボディップ」(408円)

豪華な見た目に、場が盛り上がりそうなのがこちら。ベーコンと玉ネギがふんだんに入ったカルボナーラ味のディップに、薄切りフランスパンに溶けるチーズと砕いたチョコをのせてトーストしたものを浸しながら食べるというアイディア商品です。フランスパンとカルボディップは、言うまでもなく好相性ですが、チョコを合わせると……味が濃い、濃い、濃い、非常に濃くなります。これはチョコレートの甘さが、ディップの塩気を引き立たせすぎています。ビールとの相性がよさそうな一品。

「秘密の告白~ガーナチョコ×リゾットの真実~」(376円)

「炊き立てのご飯に、チョコレートを絡めてみました」という想像を絶する味。キウイとバナナとバニラアイスにカシスソースがこの「チョコご飯」にかかっているのですが、うううううううううううううん微妙! リゾットというよりは、西洋風のおはぎ。お米の代わりにパンを使った「パンプディング」にすれば、チョコレートのおいしさが生かせたはず。ちょっともったいない一品でした。

趣向を凝らしたチョコめしが楽しめる「シャルロッテ・チョコレート・ファクトリー」を経営しているロッテとのコラボ商品だというから編集部は期待を胸に笑笑へ足を運んだわけですが、ちょっぴり辛口のコメントになってしまいました。コストを考えると仕方ないことなのかも……、いや、コストの範囲内でおいしいものを作るのがプロってもんだろう、と辛口評価は尽きませんが、開発した方には敬意を払いたいのでこの辺でやめておきましょう。どれもお手頃価格で楽しめるものばかりなので、話題づくりに食べてみるのも悪くないかもしれません。

ちなみに女性限定で、今回レビューしたチョコめし4品が食べ放題になるプランも2月末まで実施中とのこと。チョコめしは全国の「笑笑」370店舗で食べることができますよ!
(記者/sweetsholic)

photoPouch編集部