国内の観測史上最大となる「東日本巨大地震」の発生後も、東日本では余震とは別に、マグニチュード5~6クラスの地震が相次いで発生しています。安全の確保を徹底したいものです。

災害時に火傷を負ったり、切り傷をつくったり、ねんざをしてしまった方もいることでしょう。薬を購入しようにも被災のために外出ができないという方もたくさんいることでしょう。

被災された方々はもちろん、今後起こりうる災害時の知識として「身近なものでできる応急処置」の方法を書籍「おばあちゃんの知恵袋」(宝島社/830円)よりいくつかご紹介したいと思います。

●切り傷
①お茶の葉…普段飲んでいる緑茶でかまいません。お茶の葉を口の中で噛み、やわらかくなったところで患部に貼る。止血・殺菌効果が期待できます。

②卵の白身…傷のある部分に卵の白身を溶いて塗る。白身が固まり、患部への細菌感染を防ぎます。

③卵の薄皮で作る「ばんそうこう」…卵の殻の裏にある薄皮をはがして傷に貼る。乾くとしっかり貼り付いて細菌の感染を防ぎます。

 
●火傷
火傷をしたときには、何よりも先に患部を水で冷やすのが一番ですが、軽度の火傷の場合はりんごやじゃがいもでも応急処置が可能です。

①りんごのすりおろし…患部にすりおろしたりんごを塗ります。りんごの消炎作用が、火傷による痛みや熱を取り除いてくるそうです。りんごが温まってきたら新たにすりおろしたものと取り替えてください。2~3回取り替えているうちにほてりと痛みが消えてくるようです。

②じゃがいも湿布…「りんごのすりおろし」と同様に、じゃがいもをすりおろします。軽く絞り、患部に塗り広げます。そのまま置いておくとほてりが消えてきます。じゃがいも湿布はねんざにも効果的だそうです。

 
●ねんざ
小麦粉と酢の湿布…湿布の買い置きがない場合は、小麦粉と酢を遣って湿布を作ってみましょう。小麦粉に酢を少量ずつ入れ、耳たぶより少しやわらかくなるまで練ります。これを患部に1センチくらいの厚さに塗り広げ、切った厚手の布をあてましょう。湿布をあてた患部をラップかポリ袋で包んでおくと固定されます。

●打ち身
ガーゼに酢を染みこませ、患部に貼り付けます。何度か付け替えるうちに痛みが消えるそう。

あくまでもこれらは応急処置のため、症状がひどい場合はできるだけすぐに病院へ行かれることをおすすめします。みなさんの身の安全がいち早く確保できますように……。
(文:sweetsholic)

参照元:別冊宝島1088 おばあちゃんの知恵袋 心地いい「日本の暮らしの知恵」700(http://bit.ly/hn4boH

写真:ポーチ編集部