スウェーデンには和食レストランがいくつかありますが、なぜか中華料理と融合していたり、タイ料理と融合しています。料理自体がひとつになっているわけではなく、純粋に和食だけを出している和食レストランが少ないのです。

和食レストランが「SUSHI」と看板を出しておきながら「Thai Food」という看板も出していたり、「SUSHI」という看板を出しているのに中華料理の写真を掲示していたりしています。純粋な和食レストランもありますが、限りなく少ないのです。どうしてそのようなことになっているのでしょうか?

いくつか説はありますが、「和食は人気がある。でも店員にタイ人がいるからタイ料理も出す」という理由から、和食とタイ料理を出しているというパターンもあるようです。店によっては、タイ人が和食を作っているところもあるのだとか。

スウェーデンは魚介類が美味しい国ですので、和食の食材に困ることはありません。なので繊細な味の和食はスウェーデン人にも人気らしいのです。皆さんも、スウェーデンに行く機会があれば、あえて和食レストランに行ってみるのもアリかもしれませんよ。

写真: Pouch編集部.