中華人民共和国の地方都市・成都。そこにはパンダ研究所があり、多数のパンダが飼育されています。一般客も研究所内の動物園のような区域に入ってパンダを見ることができます。

その園内には、うるさい声でパンダが驚いたりストレスをためないように「Please be quiet!」(お静かにお願いします)と書かれた電光掲示板があります。そこには英語のほかに中国語と日本語でも注意書きが表示されるのですが、日本語がちょっと変なのです。いや、言葉を間違っているわけではないのですが、この場にふさわしくない言い方になっているのです。

電光掲示板には「ちょっと静かにお願いします」と表示されるのです。「ちょっと」という表現はこの場ではふさわしくないと思うのですが……。この電光掲示板を見て「なんだこれ(笑)。間違ってないけど微妙に変」と言っている日本人もいました。

日本語は同じ意味でも使い方によって微妙に表現が変わるので、他国の人たちからすると日本語は難しいのかもしれませんね。あなたも海外旅行をしていて、微妙に変な日本語の看板を見たことはありませんか? なかには、けっこう豪快に間違っている看板や表示もありますが……。

写真: Pouch編集部.