みなさん、「ガチャガチャ」をご存知ですよね。本当の名は「カプセルトイ」と呼ばれ、1970年代から全国に広まったとされています。

そんなガチャガチャですが、数十年前のガチャガチャは非常に簡素な作りで、よく中身が子供たちによって抜き取られていたようです。その手口はとても簡単でした。「オロナミンC」の蓋にくっついている白い蓋をはがし、それをお金を入れるところに入れるだけ。それだけでなんと、あのカプセルが出てきたということなのです。

記者が昔通っていた今も現役の駄菓子屋さんにこの話をすると、

「そうなんだよね、オロナミンCのあの白い蓋がね、100円玉に代わって入っているわけよ。切なくてさ、ガチャガチャは店内に置くことにしたけど、それでも、たまにあの白い蓋は入っていたよね。今のガチャガチャは開発されて、あの白い蓋は使えなくなったけど(笑)」と懐かしそうにコメントしてくれました。

この駄菓子屋さんが述べているように、今のガチャガチャはそんなことはできませんし、やったら犯罪なので、懐かしい昔話として皆さん、とどめておいてくださいね。

(文:yoshi)