昔は「焼肉に一緒に行く相手とはイイ間柄」などと、やたら騒がれていましたが、別にそんなことありませんよね? イイ間柄(何だか古くさい言い方ですが)になる前に、焼肉デートをすることだってあります。普通に行っちゃいますよね!

そんな一般的な焼肉デートですが「ここぞ!」というときは、普通の焼肉屋を選んでは楽しくありません。思いっきり女子を「きゃっ!」という気持ちにさせるお店へ連れて行ってあげましょう。

サプライズ感、衝撃、ジューシーさの共有をすることが、成功につながってきます。今回はとろけるほど美味しいお肉が食べられるだけでなく、女子の心までとろけさせるナイスな焼肉店をご紹介します。

さて、勝負時のその「切り札」的なお店は「よろにく」。表参道駅からすこし歩いたところに、ひっそりと佇んでいます。店内には個室が用意されています。しっとりしたオトナの雰囲気…。土地が表参道という面もあり、くらくらします。

コース料理をオーダーすると、野菜とお肉が偏りなく食べられます。よろにくの美味しいものを、すべて一通り味わえると考えてオッケー。突き出しは野菜のジュレ、そしてその後キムチとナムルの盛り合わせが登場します。これがまた絶品で、アラカルトで追加してしまうこと間違いなしです。

馬刺し、ユッケなども「やばいー!」と叫びたくなるほど(そのとき、実際に叫んでしまいました)。ユッケの甘さはもはや罪の域です。これも足りないと思うので、後ほどアラカルトで。これは大変女子ウケの良いメニューですので、コースのお料理が終わる頃「ユッケ足りた?」と訊いてみるとポイントアップです!

この後、ヒレ、タン、ハツ、並じゃないカルビ、並じゃないロース、ミスジ、シルクロース、サーロイン…と、各種“柔らかまろやか肉”の登場は止まりません。「並じゃない」というネーミングに心が躍ります。これらのツワモノたちの中でも、特に「ぎょぎょぎょ!」としてしまうのは、ミスジ。

普段あまり耳にしない「ミスジ」ですが、簡単にいうと肩のお肉のこと。さっと焼いて口に放り込むと、その途端に笑い出したくなる世界が広がっています。笑ってしまうくらい、味わったことのないテイスト。「こんなのがあったんだ……」、「この世界観、何!?」と言いたい感じなのです。

記者は不覚にも笑い過ぎて、ギョッとされましたが、これはもう仕方のないこと。女子を笑顔にする(笑顔を超えた笑いを生じさせる場合も)素晴らしいお肉といえます。一口大のごはんを巻いて食べるシルクロースも、涙が出そうになる旨さです。女子の目もうるうるに。

次に「ごはんもの」として阿波の手延べそうめんが出てきます。麺の太さがイイ感じ。そして最後はデザートのアイス。3種類から選べますので、女子に「好きなの2種類頼みなよー」と促してみて。

さて、ここまで見てきましたが、いかがでしょうか。よろにくの良いところはもう1点あり、なんと店員さんがお肉を焼いてくれるのです! しかもイケメン店員と美女店員揃い。イケメン店員は顔出しNGでしたので、残念ながら写真はありませんが、かなりステキ男子です。

イケメンと美女がお肉を焼いてくれるので、こちらはトークに集中できます。味もハナマル、お店の雰囲気も店員さんも素晴らしい。「勝負焼肉」の日には迷わず行きたいお店です。チェックー!

(ライター=sonoko0511

参考:よろにく(http://r.gnavi.co.jp/a388101/