世界にはさまざまなお菓子が存在します。ココナッツミルクに餅粉やタピオカ粉を合わせた東南アジアのもっちりスイーツに、ナッツやハチミツをたっぷり使った濃厚なアラビアンスイーツ。

世界には知られざる魅力溢れるスイーツがたくさん! このコーナーでは、ポーチ編集部が海外で発見した「日本人の口にも合いそうな」お菓子をレポートします。

口に含むとほろほろと崩れるもろい食感のクッキー「Polvoron(ポルボロン)」。こちらはスペイン生まれのお菓子ですが、300年以上に渡りスペインの統治下にあったフィリピンでも日常的に食べられているクッキーです。驚くほど軽い食感のヒミツは、オーブンで空焼きした小麦粉を用いて焼き上げるからのようですよ。

このポルボロンは、フィリピンのセブンイレブンやミニストップなどのコンビニを始め、スーパーやベーカリーなどあらゆる場所で購入することができます。ただ、どこのポルボロンも美味しいとは限りませんので、注意してくださいね。

トップ写真のポルボロンは、「The Blue Kitchen」というマニラにある洋菓子店のものです。日本人のテイストからするとちょっと甘めですが、淡いブルーのパッケージがお上品なため(?)こちらは帰省土産として在比邦人の間で人気を集めているそうですよ。

さて、編集部のおすすめは「House of Polvoron」というメーカーのもの。味がよいのはもちろん、カラフルなセロファンの包み紙やパッケージの美しさもポイントです。

お土産にも最適な箱入りは、カシューナッツ味、プレーンタイプにライスパフ入りの「Crisped Rice(Pinipig)」、クッキークリーム味、フィリピン原産のナッツ「ピリナッツ」味の4種類20コ入りで112.20ペソ(約200円)。こちらのポルボロンはマニラや各都市の主要デパート及びスーパーマーケットで購入することができます。

味のバリエーションも限りなく豊富なポルボロン、日本に上陸すればもっと洗練されたお菓子になることでしょう。だいぶ個人的な見解ですが、このお菓子がマカロンを凌ぐ人気になるのも時間の問題ではないかと思います。機会があればぜひ試してみてくださいね!

(取材、写真、文=sweetsholic

参照元: houseofpolvoron.com(http://bit.ly/jNjQes