世界には、いったいどうしてこんなにも奇妙な物を食べるのだろうか? と、思わずしかめっ面をしてしまいそうな、ものすごい料理が存在します。たとえば昆虫や生の内臓などを使用した料理で、その文化に精通した人でないと口に入れるのはなかなか難しいものがあります。

海外サイト『Weird Existence』では、そんな世界の仰天料理ベスト10を紹介。そこに、な、なんと! 日本の高級食材『フグ』が含まれていたのは驚きです。猛毒フグをわざわざ危険をおかしてまで食べる日本人が理解できない、そんなところでしょうか。


それでは、同サイトで紹介されている世界の仰天料理をランキング順に紹介します。できることならば本当に一生、お目にかかりたくない食べ物ばかりですが、がんばって食べてみると意外に旨いものばかりのようです。では、どうぞ!

第10位 子牛の脳味噌フライサンド(アメリカ)

薄くスライスした子牛の脳味噌を衣をつけて揚げ、白パンに挟んでできあがりです。アメリカ中部のミズーリ州の名物としてよく食べられていた料理で、今でもオハイオ川沿いで食べられています。記者も食べたことがありますが、白子やウニ、卵の黄身に似た、舌にからみつくような濃厚な味でとても美味しかったです。

日本人オススメ度:★★★★☆

第9位 羊のホルモン煮込みピザ(イギリス)


イギリスのスコットランド地方の伝統料理ハギス。細かくした羊の臓物に玉ねぎ、スパイス、オートミール、塩、そしてスープを混ぜた物を、羊の胃袋に入れて2、3時間茹でた料理です。これをピザにかけるとより美味らしいです。日本料理のモツ煮込みが好きであれば、ハギスも気に入るでしょう。ただ羊の肉はときに「暴力的」な香りを漂わせることもあるので、臓物のミンチとなると若干クセが強くなるかも?

日本人オススメ度:★★★☆☆

第8位 虫の唐揚げ (タイ)

北アメリカとヨーロッパ以外の地域では、大なり小なり虫を食べる文化があります。日本でも一部の地域では、蜂の子やイナゴが食べられているのはご存知だと思います。しかし、昆虫食の聖地と言われるタイではバッタ、コオロギ、サソリ、クモ、そしてミミズをフライにして食べます。記者が食べた感想は、エビの唐揚げに似ていてビールのつまみに最適でした。

日本人オススメ度:★★★☆☆

第7位 睾丸のフライ(アメリカ)

牛の睾丸をフライにした料理が、味が牡蠣に似ていることからアメリカとカナダの西部では「ロッキーマウンテンオイスター」(ロッキー山脈の牡蠣)と呼び、とても親しまれています。「睾丸を食べると子宝に恵まれる」というカウボーイの言葉が今でも伝承されている証拠です。記者は日本で以前、刺身で食べましたが若干ねっとりとした舌触りと、シコシコした歯ごたえで美味しくいただきました。

日本人オススメ度:★★★☆☆

第6位 サソリ&クモの唐揚げ(カンボジア)

元々は、カンボジアのスコン地方で、1970年代にポルポト派が悪政を極めた頃、食糧難の一時しのぎとして食べるようになりました。その美味しさがクセになったのか、地元では今でも一般食として定着して、怖いもの食べたさの観光客がよく訪れる場所としても有名です。また、スコンは地元の言葉で「クモ村」を意味するそうです。うへえ。

日本人オススメ度:★★☆☆☆

第5位 お馴染み、猛毒フグ(日本)


もしも海外で、フグ料理を出されたら要注意ですぞ。毒の処理がきちんとできているかは、わかりません。世界でもフグを食べるのは日本人くらい。乱獲を避けるためにも、フグの美味さ&毒処理方法は秘密にしておきたいですな。

猛毒のフグを危険を冒してまで食べるというのが、外国人には理解し難いようです。その毒の威力は、フグに含まれる有毒成分テトロドトキシン2~3mgで、青酸カリ850倍の毒性を持つといわれる ほど。そのような毒を、日本人は昔から処理に研究に研究を重ね、身だけではなく、白子や卵巣までも余すところなく食べてしまうのですからスゴイ。恐ろしく、食いしん坊な……い え、研究熱心な国民ですね。

日本人オススメ度:★★★★★

第4位 腐らせたサメの肉「ハカール」 (アイスランド)


内臓を取ったサメの肉を、2~4ヶ月かけて発酵させて作るアイスランドでは一年中食べられる伝統的な料理です。レストランではフタ付きで運ばれるほどの香り(アンモニア臭)が大事にされるそうです。口に入れるとピリピリと舌が痺れるのが堪らないとか。スウェーデンの保存食品、ニシンを塩漬けにして缶の中で発酵させた「シュールストレミング」よりも激臭レベルは高いそうです。

日本人オススメ度:☆☆☆☆☆

第3位 元気がいいウジ虫入りのチーズ(イタリア)


イタリア、サルディーニャ地方で主に食べられるウジ虫が入ったチーズ、カースマルツです。ウジ虫はチーズの発酵を促進させて、脂肪分の分解を懸命に頑張っています。食べる時にウジ虫がピョンピョンとスプーンから15cmも跳ねてしまうので、目に入らないように注意する必要があります。味は非常に刺激的らしいです。

日本人オススメ度:★☆☆☆☆

第2位 踊るタコの刺身 (韓国)


新鮮なタコの足をごま油とごまをかけて食べる、観光で韓国を訪れた日本人にもお馴染みの刺身料理ではないでしょうか。少し歯ごたえがありすぎるのと、口の中で「痛いよ!」と言わんばかりにタコが暴れるのが難点かもしれません。しかし、味は非常に非常に美味しいでしょう。日本でも郷土料理に似たような料理がありますね。

日本人オススメ度:★★★★☆

第1位 ホビロン (フィリピン、ベトナム)

フィリピンとベトナムでは国民食とも言われているホビロン(タガログ語ではバルー)です。孵化直前の鶏やアヒルの卵を茹でて作ります。味はゆで卵と茹でた鶏肉をミックスしたものに似ているそうです。ただ骨、羽、くちばしが喉に引っかかるので要注意。上野のアメ横で時々見かけるので、是非お試しください。記者が食べた感想ですが、醤油をかけて食べると親子丼の具の味がしました。美味しいですよ。

日本人オススメ度:★★★☆☆

(文=カトーゴー)

参照元:Weird Existence (http://p.tl/eB5j