女子はいったいどんな男子に魅力を感じるのか? それは、ヨーロピアンな匂いがする男ですぞ。

世のオンナたちは、いつもカワイイものやキレイな物に憧れています。なかでも大半の子は、フランスっぽい物が大好き! なので、カワイ子ちゃんたちが好む欧風色をさり気なく生活に取り入れれば、「センスが良い男(=男子力が高い)」と女子たちに認められるようになります。「フランス」を取り入れたその日から、給湯室などでワーキャー言われること間違いありませんよ。

というわけで本日は、男子力の高さをカワイ子ちゃんたちに見せ付けて、ぞっこんにさせる、フランス系男子になるための方法をお教えします。

①とにかくでかいパンをパソコンの横に置く
まずは絵本に出てきそうな、無駄にデカくてごっつい欧風田舎パンを常にパソコンの横に置いておきます。紙袋に入れて、無造作に置いておくと良いでしょう。

そして、仕事がてんぱってきたときや、うまくいかないことがあったときに、髪を振り乱しながら片手でむんずとパンを掴んで、大胆に噛り付きます。このとき、まるで生肉の塊を食いちぎるかのように、野生的にするのがポイント。あなたの行為に最初女子たちは驚くと思いますが、確実にあなたの存在を意識し始め、胸の高鳴りを覚えることでしょう。というか、デスクの横に意味もなく大きなパンが置いてあるだけで女子は気になるものです。

つまりこうすることで、女子たちにアナタのイメージを「欧風=センス抜群」とインプットさせるだけでなく、ワイルド、かつ「仕事が忙しい=仕事ができそうな男」を演出できるのです。

ちなみにパンはパンでも、コンビニで売っているような8枚切りなどの食パンは絶対に持参してはいけません。逆に貧乏臭いイメージが付いてしまいますので、くれぐれも注意しましょう。もちろん、長細いフランスパンやハードタイプのパンはオシャレの代名詞。毎日違う欧風パンで変化を楽しみましょう。

②ランチはおフランスの「テリーヌ」を用意

ランチタイムになったら、新たなオフランス戦略を投入します。それは、フレンチのコース前菜にも良く出てくる「テリーヌ」が入った容器を、これまた無造作に田舎パンの隣に置くだけで良し。アナタは一心不乱に仕事をするふりをします。

その光景は、一見ワイルドながらも、まさに気品ある御曹司の息子といった風。育ちのよさを垣間見せながらも、型にはまらないクールな男だと女子に思わせることができるのです。女子たちは、アナタの姿に身も心も奪われてしまうはず!

ある程度仕事をするふりをしたら、手を休めて、先ほどのパンを主食にテリーヌを食べましょう。そのとき、仕事のことを考えているかのような難しい顔をしながら食べれば、乙女たちは守ってあげたい、と母性本能さえ芽生えてきます。

さらに、アナタの様子を伺っていたオフランス好きのカワイ子ちゃんたちが待ってましたといわんばかりに話しかけてくるはずです。「仕事忙しそうね」「テリーヌ、私も好きよ」なんて言いながら。そうなったらもう、こっちのものですぞ! カワイ子ちゃんとフランスに関する会話でも弾ませ、どさくさに紛れてヨーロッパ旅行へ行かないか? なんてお誘いしちゃってもいいわけです。

ちなみにフランス男子の語源は実は中国という説があり、とある有名な書物によると、以下のような内容が書かれています。

冨蘭簾男子-古代中国で最も高貴な振る舞いをしていたと名高い、冨・蘭簾の弟子たちを『冨蘭簾男子』と言う。冨・蘭簾の立ち振る舞いは中国から遠く中世のパリまで受け継がれ、国名と同じ名前ということからフランスの男子たちも彼の礼儀作法を学び、現代のパリジャンたちにそのマナーが受け継がれているという。フランス料理のマナーはフランスで生まれたというのがこれまでの定説であったが、現在は冨・蘭簾によりフランスへ伝わったという説が支配的である。
(民明書房刊-フランス料理のマナーと古代中国 より)

ちなみに、懐具合に余裕があるときは高級な「サーモンといくらのパテ」で豪勢に、余裕がないときは若干安めの「パテ・ド・カンパーニュ(田舎風パテ)」で男子力アップをはかるのがポイントです。女性は少々影のある男性に心惹かれるものです。ここで華やかさと、堅実さをしっかりと身に着けて、さらなる男子力アップに磨きをかけましょう。

(文=ricaco、写真=スマイル)