購入すると、もれなく婚姻届が付いてくる、結婚・新生活準備に関する情報誌『ゼクシィ』がネット上で話題になっています。

結婚するか否か迷っているカップルにとっては、婚約をプッシュする機会になるかもしれませんが、そんなこと微塵も考えていないカップルの場合、相手にプレッシャーを与えてしまうかも?

ネット掲示板では、「酔った勢いで判を押させることができれば……」と密かに目論む、私たち乙女の心を見透かしたかのような恐怖の叫びともとれる声があがっております。

「こえぇ」「一回も目を通してなかったけど怖い雑誌なんだなー 」「これはこえー」「怖いって、結婚するからゼクシィ読むんだろ」「多分今度は穴の開いた避妊具が付録に付くぞ、間違いない 」「次号の付録は睡眠薬かなんかだな」「そこまで必死だと怖いわ 」「彼氏の目に付くところにコッソリ本を置いておく手法だな 」「何だこのプレッシャー 」「3キロくらいあるんじゃねーの、女持てるかよあれ 」「さすがに3キロは言いすぎだけど、2.5キロはある」「もうブライダル業界も必死だな」「この国は完全に女に乗っ取られてしまった 」「これ買うような人はもう結婚予定ある人だろ」

こ、こわいって、ひどい!

そもそも『ゼクシィ』の対象は、すでに結婚が決まった幸せいっぱいの女性たちのはず。なので婚姻届が付録に付いて来るのは、まったくおかしいことではない。もちろん、結婚に憧れる女子が購入してリサーチするのは大いにあり! でもだからって、それを怖いだなんて言われたら、悲しくなっちゃいますね。

ちなみに、この雑誌の分厚さ……タウンページを連想させます。その厚さ、約3.8センチ(付録抜いた状態)。そして、かなりの重さです。せっかくなので重さを量ってみると、記者の体重計に間違いがなければ、な、なんと、4.3キログラムと表示されました。掲示板に書かれていた予想より重い! どおりで、本屋から持ち帰るときに指が引きちぎれそうになったわけです。いや、発想を変えればダンベル代わりにもなるということか。結婚へ向けてスマートなスタイルを目指せというわけですね!

10月号は、この婚姻届のほかにも、イチゴケーキ柄のキッチンタイマーや、式場とドレス情報を集めた別冊付録までついてます。これで500円。なんだか、お得感たっぷりですな。とはいえ、結婚前のか弱い乙女には重過ぎますので、購入の際はくれぐれも気をつけて!

(写真、文=めるりんこ)

▼華やかな表紙。幸せオーラ漂ってます!

▼一見、少女マンガ雑誌のよう。しかし物理的な重さと中身の重さが、
否応なしに少女と大人の違いを認識させてくれる……

▼目玉付録。キッチンタイマーと理想の結婚式をあげるための別冊

▼別冊のなかみはこんな感じ

▼センスの良いドレスや式場がたくさん紹介されてます

▼お目当て(?) キッチンタイマー。美味しそうです!