あなたには何でも相談できる人がいますか? 辛いことがあっても支えてくれる人がいれば、もう少しがんばってみようと思えることもありますね。「人はひとりでは生きていけない」というのはよく言われることです。

それでは皆さんはどんな風に相談相手を決めていますか? 先日海外サイト「Daily Mail」に掲載された、相談相手の選び方に関する研究に興味深いことが書いてありました。

アメリカ・セントルイスにあるワシントン大学のシミン・バジール准教授によって行われた研究によると、「客観的な意見を言って欲しいときには身内ではなくて友達にアドバイスを求めるのが良い」そうです。家族はどうしてもひいき目で考えてしまうため、彼らの意見が役に立たないこともあるというのです。

そこで記者は、実際にどうなのか調べようと身近にいる友人たちにインタビューをしてみました。今回質問をしたのはいずれも20代後半~30代前半の女性数名。

彼女たちによると、上記の研究の通り、家族は甘めな意見を言うことが多いので、本当に客観的なアドバイスが欲しいときには当てにならないと感じることもあるそう。

そのため、ただ自分の感情を受け止めて欲しいときは家族に、客観的なアドバイスが欲しいときには友人・知人に、無意識に相談相手を分けていることが分かりました。

記者もとても落ち込んでしまったときには、批判しないでかばってくれる家族に相談することがあります。しかし親には心配をかけたくないという理由で、絶対に家族には情けないところや弱っているところを見せられないという意見もありました。

しかし「客観的なアドバイスが必ずしもバランスの取れた意見だとは限らない」と、知人Mは指摘しています。

そのためか、インタビューに答えてくれた方全員が、話題によって明確に話し相手を分けていると回答しました。

例えば仕事の相談は同じようなキャリアの人や目標が同じ人、恋愛上のアドバイスであれば既婚の友達などです。相談内容を経験している人ならば、客観的かつ的確な意見を言ってくれると考えられているようです。

しかし、本当に落ち込んでいるときには誰にも相談せず、ある程度自分で解決してから最後に背中を押してもらうために相談するという意見も多くありました。

また、知人Rは「家族からのアドバイスの場合、自分が客観的に受け止められないことがある。友人や先輩からのアドバイスであれば、冷静に受け止めることが出来るので、結果として客観的な結論を出すことが出来る」と分析しています。

相手のアドバイス内容だけでなく、受け取る自分自身の解釈の仕方も関係性によって変わってくるのですね。

今回は女性にしかインタビューが出来ませんでしたが、男性の意見も聞いてみたいです。きっと女性とはまた違った考え方が出てくるのではないでしょうか。

(文=keikana)

参照元:dailymail.co.uk(http://p.tl/LHgi
画像:flickr=Evil Erin