東日本大震災から半年。被災地では徐々に復興が進んでいますが、今でも多くの人が避難所で暮らしたり、ふるさとを離れたり、不安な日々を過ごしています。なかでも福島県は、震災による原発の影響で、風評被害など大きな苦しみを抱えています。

そんななか、福島で開催されるロックフェスティバル「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追」連動企画として「福島の叫び」がホームページ上に公開されました。「福島の叫び」は、読んで字のごとく、福島県民の叫びを伝えるというもの。福島の現状と地元の皆さんの切なる願いが動画でアップされています。

「早くふるさとに戻りたい」「早く福島が平和になってほしい」「浪江町に戻れるように頑張ります」「ふるさとの伝統を守っていきたい」「正直むかついているけれど、もがきながら進むしかない」「全国からの支援を励みに笑顔で頑張りたい」などなど。

大きな悲しみや苦しみ、怒りを抱えながらも、福島を元気にして、福島で一生懸命生きていきたいという強い想いが言葉の端々から感じられる内容。福島の皆さんの心の叫びが伝わってきます。皆さんもぜひ「福島の叫び」に耳を傾けてみてください。

このホームページを開くと、BGMで聞こえてくるのが、福島のミュージシャン・だっぺズとナンバーザの「予定〜福島に帰ったら〜」。ふるさと・福島に帰ったらすることや食べるもの、行くところなどが地元の名産品、名所とともに歌われるという曲です。

ふるさとに帰るとなると、誰しも「あれを食べよう」「あそこに行こう」と当たり前のように思うものですが、今、福島の皆さんはその当たり前のことさえできない場合もあるんですよね。この曲はウェブ上で配信されていて、売上はすべて原発で苦しんでいる福島県に寄付されることになっています。こちらもぜひ耳を傾けてみてください。

(文=シナモン)

※参照元:福島の叫び(http://realvoice.livefukushima.jp/