auがiPhone5を販売されるとの情報を受けて、スマートフォン業界はにわかに騒がしくなっています。今までソフトバンクだけが販売していた機種だけあって、auが取り扱いを始めることで業界のパワーバランスは崩れるかもしれません。

そんななか日本通信(b-mobile)がiPhone4のSIMフリー版を、SIMとセットで格安販売を開始したことをご存知でしょうか? 通常であれば海外SIMフリー版の新品はSIMカードを抜きでも6万円前後してしまいます。同社が2011年9月22日に発表した価格では、1GB定額のSIM付きで5万9900円ですからお得と言わざるを得ないでしょう。しかも、ソフトバンク版ではできないテザリングもできてしまうのです。

同社はこの日19時より、このSIM付きiPhone4の販売受付を開始しました。どうやらauがiPhone5の取り扱いを始めるとの情報を受けて、iPhone4の売り切り体制に入ったようです。

もしもauが本当に次世代機を取り扱うとしたならば、現在スマートフォンを使っていない人も、スマフォに乗り換える可能性が濃厚です。このままいくと現行のモデルは取り残される可能性さえあります。

そこで、SIM付きで格安価格での販売に踏み切ったのではないでしょうか。通常であれば本体だけで6万円近くします。これに通信契約を含めると、契約内容によっては想像以上に高くつきます。本体とSIMのセットで6万円を切るのは大変お得です。

いずれにしても、iPhone5を巡る業界の争いは、すでに始まったと言えるのではないでしょうか。発売日発表の後には、さらに過熱する可能性も否めません。

(文=チャーミー)

参照元:日本通信オンラインショップ (http://goo.gl/R0tlT