11月14日放送フジテレビ系「SMAP×SMAP」。SMAPと男性ゲストが、一般女性100人からとったアンケートを元にオンナの本音を推測する人気クイズコーナー「女の気持ちどっちがわかってる?」に、大御所明石家さんまが初登場し、白熱バトルを繰り広げた。

このコーナーは、SMAPメンバーや男性ゲストの恋愛観が垣間見れるという楽しみ方もさることながら、一般女性が抱く本音を知ることができるのが最大の魅力といえよう。今回注目すべきアンケートは、「つきあって3カ月の彼氏がひどい風邪をひいた。看病に行った際にキスを要求されたとき、あなたならどうする?」というもの。

回答の選択肢はふたつだ。Aは「キスしてあげたい」、そしてBが「風邪をうつされたらリアルに嫌だから、やんわり拒否する」。アンケートによれば、どちらか一方を78人が選択しているという、若干偏った回答結果のようである。

Aと回答した草彅剛は「女性は母性があるからしてくれるはず」と推測するも、香取慎吾は「本音は嫌なはず」とBを選択。SMAPの意見はふたつに割れてしまう。これに対しさんまは迷わずAを選択、「俺はこういう(キスしてくれる)女が好きや」と独自の主張を展開した。論争の結果、最終的にSMAPもAを選択して、全員の答えが一致した。

もしも長く付き合っていたら答えはBかもしれないが、ポイントは「つきあって3カ月」という点だと両者が主張したとおり、正解は予想通りのA。一般女性の声によると、「このくらいの、しちゃいけないかんじをするのがイイ」との意見もあって、なかなか興味深い。そのほかの意見も「これで治るなら、自分にうつってもしてあげたい」など、甲斐甲斐しい意見が目立つ。

女性たちの優しく愛のある言葉に満足しつつも、最後にさんまはこう言った。「これが結婚10年やったら、部屋にも入ってこないやろな」。10年も経てば、オンナは変わる。さんまは元既婚者なだけに、残念ながらこの意見、真理かもしれない。

(文=田端あんじ)