風邪にはうがい手洗いと言われていますが、本当のところはどうなのでしょうか? 2005年と少し前の発表ですが、京都大学の川村教授から常識とは異なる結果が報告されています。手洗いとうがいのお手本動画を見て、今から実践!

さてこの研究では、うがいをしない場合に比べて60日後の風邪の発症率が、水うがいは40%低下、ヨード液うがいでは12%低下という、「えー!?」という衝撃の結果が報告されています。この結果を知ってから、口内炎等で必要でない限り、風邪をひくまでは水でうがいするようにしています。相変わらず風邪にはかかりますが、かかる頻度や喉が痛くなることが減ったと感じています。

ちなみにこの発表ではインフルエンザには触れられていません。紅茶や緑茶などによるうがいでインフルエンザの予防効果が得られたという報告もあり、水が良いのか紅茶が良いのか悩ましいところ。うがい自体に効果があるのは確からしいので、私の場合はお茶類が手元にあるときはそれで、ないときは水うがいを心がけています。

手洗いとうがいのお作法がわかりやすく解説された動画もありました。仕事や勉強のためにも、何よりしっかり遊ぶためにも、一度見てみてくださいね。

参照元:水うがいで風邪発症が4割減少 – 京都大学
参考リンク:YouTube お医者さんに教わった 手洗いとうがいのしかた、日本医事新報 2000.5.27 昭和大学細菌学教授 島村忠勝 via まえだ循環器内科
執筆:瓦野晋治