東京駅へ立ち寄ったら、JR駅構内にあるお土産屋さんの前に行列ができていました。いったい何の行列かと思ったら、『シュガーファース』というシュガーバーターが溶け込んだウェファースを売るお店のものでした。

本来のショップは名古屋や池袋にあって元々女性たちに人気ではありますが、今回はお店の看板に掲げていた通り「テレビ番組でも紹介された」ことが功を奏しているのか、はたまた「最終日」という文字が人々の心を惹き付けたのか、ほかのお土産屋さんよりもひと際繁盛しているようで、とにかく目立っておったのです。

「行列ができるほどのウェファースって、どんな味がするんだろうか?」とまあ、甘いものが差ほど好きではない記者でも気になってしまったとおり、この行列がまた並びたがり日本人の心に火を灯すわけで、なんとも理想的なサイクルができ上がっているというわけですな。負けました。

列に並ぶとメニューを渡されました。種類は3種類。ベーシックと思われる「 プレイン」(14枚入り/870円税込)、ホワイトショコラがサンドされた「ビトウィーン」(13枚入り/840円税込)、ホワイトショコラが全体にかかった「ショコラ」(10枚入り/690円税込)。基本の材料は同じように見えるけど、出来上がりは同じじゃないらしい。いったいどれが一番美味しいのかわからないので、全種類購入してみたんです。

食べてみると、3種類ともバターの濃厚な風味とシュガーの優しい甘さが口いっぱいに広がります。たしかに、また食べたくなる味。リピーターは多そう。

基本の風味自体はホワイトチョコが入ってるか否かの問題で差ほど代わり映えはしませんが、ホワイトチョコをサンドしているか、全体にかけているかの違いは大きいことがわかりました。

なかでもチョコをサンドしている「ビトウィーン」は、チョコとウェファースの食感の違いも楽しめるので特に大人に人気がありそう。チョコでコーティングしている「ショコラ」は、どちらかといえば小さいお子さんが好みそうな予感がします。

そして食べたあとは、とてもホッコリとした気分! シュガーとバターのウェファースがこんなにも優しい気分にさせてくれるなんて知らなかった! 東京駅での販売は本日が最終日。通りすがりのアナタ、そして最近ストレス溜まって仕方ないわーというアナタは、ぜひ食べてみて!

(写真、文=池田廉)

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