地図をより分かりやすく見るために2007年に登場したグーグル・ストリートビュー。世界中の様々な街の景色が連続したパノラマ写真で表示されるため、地図上の道を実際に歩いているかのように操作が出来るとても便利なツールです。
また、便利な地図としてだけではなく、実際に行った事のない土地の写真を見て旅行したような気分になれたり、写真に偶然映り込んでしまった面白い瞬間を見つけることができる、暇つぶしにはもってこいのツールなのです。皆さんの中にも「ストリートビューを見ていたら、時間が恐ろしいほど過ぎていた!」といった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、そんなグーグル・ストリートビューで撮影された映画のように素敵な画像をご紹介します。
ニューヨーク在住の写真家、アーロン・ホブソンが映画のロケ地を探すためにグーグル・ストリートビューを使用してロスアンゼルス近郊の土地を調べていたときのこと。彼は今まで見たこともないような綺麗な景色がたくさんあることに気づきます。
しかし、映画の撮影予定場所であったアメリカ国内の画像はどれも画質が悪かったため、ストリートビューで探す場所を変えることにしました。西ヨーロッパ、南アフリカ、ブラジル、香港、スカンジナビア半島に英国……。ストリートビュー中毒になった彼は、撮影場所を探すという本来の仕事をそっちのけで、まだ行ったことのない美しい景色を見つけて何時間も過ごすという事に時間を費やしました。
四年間という長い年月をかけて彼が選んだ写真は、廃墟のような古い家が立ち並ぶ夕刻の町並みや、どこまでも無限に続きそうな荒れ果てた国道、閉店したバーの屋上に干された洗濯物など、どこか寂しくて薄暗い、古いヨーロッパ映画のような雰囲気を漂わせていて、車載カメラがと撮影したとは思えないほど芸術的です。
仕事の合間に見つけたこれらのすばらしい写真収集プロジェクトは、ニューヨークのアートギャラリーで展示もされ、現在も彼の本業である映画の仕事とともに続けられているそうです。あなたもグーグル・ストリートビューを使って、プロの写真家顔負けの美しいワンシーンを見つけてみてはいかがでしょう。
(文=みあざきぱなま)
参照元: dailymail.co.uk(http://goo.gl/I3033)
▼南アフリカ、国道17号

▼チェコの路地にて、少女が壁の影からこちらを覗いています

▼スペイン、寂しい山道

▼メキシコのブエナビスタ、陽気な看板と対照的に、閉められたシャッターが物悲しい

▼ブラジル、サンパウロの誰もいない公園

▼ルーマニアの路地にて、少年たちがぼんやりとこちらを見ています

▼スペイン、廃墟のような家の庭にも洗濯物が干してあります

▼スコットランド、石造りの家が立ち並ぶ古い町並み

▼南アフリカのケープタウン、廃車のそばで散歩する母子

▼アイルランド、荒れた土地に留まるキャンピングカー

▼フランス西部の森の中もストリートビューで撮影されたとは驚きです

▼フランスのヴィヴィアン、明るい陽の光が差し込みます

▼イタリア、水溜りに沈んでしまいそうな古い家




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