いろいろあった2011年も暮れようとしています。みなさんの今年一番の印象に残っている出来事はなんですか?
ユーキャン新語流行語大賞にも選ばれた「なでしこジャパン」のサッカー女子W杯優勝? それとも、やはり世界中の人々の心に深い悲しみを刻んだ「3.11」でしょうか。2011年は誰にとっても忘れられない年となりました。
その今年を締めくくるべく、12月22日から本日29日まで、JR東京駅周辺で、花と光で街を彩る祭典「光都東京・LIGHTOPIA(ライトピア)2011」が開催されています。期間中、26日差し替え分を含めて568本のキャンドルが灯され、オフィスビルの並木道では、約95万球の光が夜の街を包みます。
「地球・環境・平和」をコンセプトに6回目を迎えたライトピア。東日本大震災からの復興を願い、今年は「絆と希望、そして未来へ」をコンセプトに加えました。
冬の夜、底冷えする寒さですが、東京駅を出て歩くと日本中に感動を与えてくれたサッカー女子日本代表の主将・澤穂希さんのキャンドルが見えます。
佐々木則夫監督や「なでしこジャパン」のメンバーをはじめ、東北や会場となっている東京・千代田区の子どもたちが描いたキャンドルもあり、「絆」「希望」「応援ありがとう」などのメッセージも。
そして、キャンドルに続くのは、花壇と池を利用したイルミネーション。周囲のビルの明かりも反射して、オフィス街が静かな光に包まれています。
いろいろあった2011年。みなさんは何を祈りますか?
(取材、写真、文=竹内みちまろ)
▼キャンドルには様々な祈りが込められています
▼イルミネーション。ロマンチックすぎる
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