壁も天井も、置いてある家具も、すべてが真っ白なお部屋。そこに見渡す限りに広がる水玉、水玉、水玉……。海外サイト『thisiscolossal.com』で紹介されている、鮮やかな色と点の洪水に飲み込まれそうになるこの部屋は、なんと子供たちの手によって作られた作品なのです。

現在オーストラリア・ブリスベンのクイーンズアートギャラリーにて開催されている、芸術家・草間彌生さんの展覧会、『YAYOI KUSAMA Look Now,See Forever』。そこで行われた『The Obliteration Room』と称された企画で突如出現したのは、水玉だらけのカラフルすぎるお部屋! 来場した子供たちに好きなように水玉シールを貼らせただけというこの作品が今、世界中で注目を集めています。

草間彌生さんは、見る人の視界を埋め尽くすほどの水玉を散りばめた数々の作品で一躍有名になった、日本を代表する芸術家です。そんな彼女が今回行ったのは、「自分は一切手を出さない、子供たちだけによる作品づくり」という、新しい試みでした。

「部屋中好き勝手にシールを貼っていいよ!」なんて言われたら、大人だってきっとわくわくしちゃいますよね。いくらシールを貼っても怒られないとわかった子供たちは、目をキラキラ輝かせながら、壁やテーブルなどお部屋の至る所に躊躇なくペタペタ。子供たちの自由すぎる発想によって、真っ白だったお部屋は次第に水玉に侵略されていき、企画開始から2週間ほど経過した頃には、部屋中が完全に水玉に覆い尽くされていました。

子供たちだけで作ったとはいえ、この感じはまさに、『ザ・草間彌生ワールド』! 草間ファンにはたまらない、圧倒的な迫力に痺れます。この夢溢れる水玉部屋の展示は、3月12日までの予定。ぜひ生で体験してみたいというあなたは、ブリスベンまで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

(文=田端あんじ)

参考元:thisiscolossal.com( http://goo.gl/oKkhF

▼はじめはこんなに真っ白だったお部屋

▼それが子供たちの好奇心にかかると

▼ぺタペタペタ

▼こーんな感じになっちゃいました!

▼水玉の洪水です!