皆さんはもう使っていますか?

最近ソーシャルメディア上では「Pinterest」というWebサービスがアツいようです。

Pinterestは今年になって勢いを増し、Facebookの次に来るSNSとして騒がれています。画像中心のSNSで、自分の好きなものを「Like」してお気に入りに追加したり、「Repin」して自分だけのコレクションボードを作ったりすることができます。

FacebookやTwitterのアカウントがあれば、新たにPinterest用のアカウントを作ることなく使い始めることができます。特にFacebookと連携して使い始める人も多く「友達が使っていて楽しそうだから」という理由でスタートする人も多いよう。そのPinterestと「そっくり過ぎやしないか?」と騒がれている「Pinspire」も最近話題になっています。

時が経つにつれ、類似サービスは生まれてくるものですが、ここまで似ているとびっくり。だからこそ色々とイジってみたくなってしまいます。PinterestとPinspireの違いを真剣に比較してみました。

ざっと比較してみた点はこちら。

■Pinterest
日本語対応:なし、英語
招待:必要
ユーザー:圧倒的に外国人が多い
スマホアプリ:iPhoneアプリあり
人気のもの:Popular
コレクション:Board
いいね:Likeボタン
Repin:Repinボタン
コメントするとき:文字数はカウントされない
動画:あり
運営会社:アメリカ

■Pinspire
日本語対応:あり
招待:必要なし
ユーザー:圧倒的に日本人が多い
スマホアプリ:なし
人気のもの:話題のピン
コレクション:コレクション
いいね:いいねボタン
Repin:リピンするボタン
コメントするとき:文字数がカウントされる
動画:なし
運営会社:イタリア

ターゲットが違うのでしょうか。日本語対応しているあたりを考えると、Pinspireの方が日本人に使いやすいのかと思います。ただPinspireに登録する際、既にPinspireを始めている友達を探してみたところ、まだ少ないのが残念。Facebookにいる460人ほどの友達のうち、まだ10人程度だったのです。

Pinterestの方が先に大々的に出ていたため、ページのすべてが英語表示にも関わらず、日本人ユーザはPintersetに多いよう。さらにPinspireは登録さえすれば使い始められるという利点がありますが、Pintersetは招待されないと使えないという不便な点も。

登録時に「興味のあるカテゴリ」を選ぶのですが、このあたりはPinspireの方が優秀です。なんと「おたく」というカテゴリがあります。日本人のことをよく理解してくれている気がします。

今後、PintersetとPinspireがどう熾烈な戦いを進めていくのか、SNS好きな人間としては気になる次第です。特にPinspireはアプリもまだ出ていませんし、どう進化を遂げるのか楽しみですね。

(文=池田園子

▼Pintersetトップページ。左側に友達の行動が表示されます▼

▼Pinspireトップページ。友達の行動は表示されていません▼

▼Pintersetボード(コレクションしたものはボードと呼ばれている)ページ▼

▼Pinspireコレクション(コレクションしたものはコレクションと呼ばれている)ページ▼