時折見かける、オジサンをモチーフとしたキャラクターや絵画。

優しく微笑むおっさんの笑顔を見ると、見守られているような暖かい気持ちになります。しかし中には逆効果のものもあり、ただただ気味が悪くトラウマのようにいつまでたっても忘れられないモノも。

今回は、その両方の雰囲気を持つ絶妙なオジサンの落書きアートについて海外サイト『nomerz.blogspot』よりご紹介します。

ロシアのニジニ・ノヴゴロドの街に突如としてあらわれたオジサンの顔。廃墟やレンガの壁、古い塔、それから資材置き場に放置されたコンクリートなどの全面に、ニヤリと微笑む大きな鼻のおっさんや、神妙な面持ちでじっと街を見守るオジサンが描かれています。

素材の持つ形や質感を生かして描かれたオジサンたちは、まるで命が吹き込まれたように急に生々しく見えます。

この作品を作っているのは、Nikita Nomerzさんという一風変わったグラフィティ作品を手がけるロシア人アーティスト。無機物に命を吹き込む魔法のような彼の作風は展覧会が満員になるほど大人気で、ロシアの国内ニュースで取り上げられるほどだそうです。

歴史ある建築物や教会が建ち並ぶ街のいたるところに擬態化したオジサンがいる光景は、ロシアらしいメルヘンさでかわいくもあるのですが、ちょっとだけ不気味です。夜道を歩いていてふと壁のオジサンと目が合ってしまったら怖くて逃げ出してしまうかもしれませんね。

(文=みあざきぱなま)

参照元:nomerz.blogspot.com(http://goo.gl/szh5s

▼「川を見張る男」

▼「瞳の中の炎」

▼「出っ歯の男」

▼「街の目」

▼「地下道の住人」

▼「顔」

▼「目を開いて」

▼「タワーマン」

▼「お兄さん」

▼「笑って」

▼目が光るともっと不気味!

The fire in the eyes from Nikita Nomerz on Vimeo.