みなさんは、テルミンという楽器をご存知ですか? テルミンとは1919年にロシアで発明された世界初の電子楽器のことで、独特の「ゆらめく音」が特徴です。

今回ご紹介するのは、そのテルミンを不思議そうな表情で演奏するニャンコさんの動画。動画サイトyoutubeに投稿されておりました。

テルミンは、本体に手を接触させることなく、空間中の手の位置によって音程と音量を調節しながら演奏する楽器です。また、演奏者自身の体格・装身具などによる静電容量など、演奏環境に依存する部分が大きい上、きちんと演奏するには高い技術と鍛錬が不可欠。

ニャンコさんは目の前にあるものがそんな楽器だなんて知る由もなく、ただただ妙な音のなるほうへ手を伸ばし続けます。音がゆらめくたびに顔もゆがむ。そして顔がひっぱられる。

わけがわからないまま、ひたすらテルミンの音に翻弄されるニャンコさん。その姿はまるで、おもちゃのようですらあります。そんなニャンコさんを見ているもう1匹のニャンコさんの、きょとんとした表情にもご注目ください。

(文=田端あんじ)

参考元:youtube.com(http://goo.gl/fXPef

▼「吾輩の顔もゆがんでゆくニャーーー」