先日当サイトでもご紹介した、人気上昇中のiPhone・Androidアプリ『Instagram』。スマホを持っていない方でも、このアプリで処理された画像をどこかで目にしているはず。

あらかじめ自分で撮影した画像を、このアプリのフィルターに通すことで、どんな残念写真も味のあるステキな画像に生まれかわるのです。そのまま同アプリのSNSにアップできるので、言葉がわからない世界中の人と共感できるのも魅力のひとつ!

その面白さといったら、天下一品。一度ハマると、まるで何かにとりつかれたように次から次に画像処理を施し続け、ほぼ中毒症状になってしまうのであります。油断すると寝ずにひと晩中やり続けてしまう人もいるくらいで、次の日仕事ができなくなるキケン性大。みんなはくれぐれも気をつけてね!

さて、このアプリに記者もすっかり陶酔しているわけですが、使っているうちに色々と物足りなさを感じるのでした。

たとえば、画像の角度を変えられなかったり、画像自体の色補正ができなかったり。もちろんInstagramの限られた機能のなかで、いかに良い画像を作るかという醍醐味もあるわけですが、数をこなすうちに微妙な補正ができれば良いのにと思うわけです。

というわけで、本日は『Instagram』と合わせて使いたい数あるアプリのなかから、記者が実際に使用している「これは使える!」という画像処理アプリをご紹介します。(※今回は記者がiPhoneユーザーのため、iPhoneで使用できるものとなります。申し訳ない)

【Instagramの前に使用したい最強アプリ】

1 「PhotoClip」
簡単に画像のトリミングや角度調整ができます。プロが撮影したような美しい画像にしたいならば、微妙なズレをしっかりとタテヨコの線に合わせましょう! バランスの良い安定した画像になりますよ。

2 「magic hour for me」
Instagramのフィルタを施したときに、ちょっとイメージが違うんだよなあというときにはコレ。膨大な種類のフィルタのなかから色味をセレクトできます。気に入らなければオリジナルのフィルタを作ったりダウンロードすることもできるという、夢のようなアプリ。さらに、イラストレーターのようにカーブ補正などを駆使したり、明度や彩度を動かして細かい色の微調整もできます。こだわりの1枚をつくるときにオススメ。

3 「QuadCamera」
1度シャッターボタンを押すだけで瞬時に4回連写され、タテヨコに2枚づつ、4分割された画像に仕上がります。これで撮影した画像をInstagramに通すと、面白いだけでなく味のある1枚のできあがり!

4 「TiltShiftGen」
画像に効果的にボカシを入れることでミニチュアのような画像にできるTiltShift(ティルトシフト)。Instagramでもボカシを入れることはできるのですが、あまり細かい設定はできないのが残念! というわけで、よりリアルに立体感を出したりミニチュアっぽい画像にしたい場合はぜひ使ってみよう!

5 「touchRetouch」
すごく良い写真なのに、写って欲しくないモノが写ってしまっていることありますよねえ。そんな場合は、このアプリが大活躍! そう、いらないものを指でなぞって消し去ることができるのです。ようは背景色と同化させるという、まるでカメレオンのような働きをしてくれます。何かと重宝しますよ。

(そのほか)

ちなみに、スマホからだけじゃなくてパソコン上で画像を確認できたら便利なのになあって思ったら、コレ。「Statigram」。パソコンでStatigramに登録すれば、あなたのInstagram画像やコメントなどをレビューできます。さらに、アナタがどのフィルタを一番多く使用しているかなども分析してくれるので、好みの傾向を知ることができるのです。

ほかにも探せば、似たような機能を持つアプリが続々と出てきます。色々使ってみて自分に合うものを使用してみてね!

あ、そうそう、デジカメなどで撮影した画像をスマホに送りたい場合は、画像共有できる「iCloud」のフォトストリーム機能を使用します。こうして、眠っていた思い出をどんどん再利用しちゃいましょう!

また、せっかくなのでフォロワーを増やしたい場合のポイントもお教えします。

【フォロワーを増やすポイント】

■ハッシュタグを記入
基本ですが、初めて使用する人は怠りがちな部分。フィルタをアップする前に、“キャプション” またはコメント欄に♯を付けたキーワードを入れます。タグが多いほど、たくさんの人の目につくようになります。可能であれば英語と日本語どちらも入れるべし。

■一般的に広く人気のありそうな画像をアップする
人の好みはそれぞれですが、基本的に好まれる画像の傾向があるようです。これは記者が受けた印象ですが、

・日の出/日没
・動物(犬やネコなど身近な動物)
・自分画像(ただし多すぎると、人によってはウザがられてしまうので注意)
・グルメ

などは、「いいね」を押されやすいように思います。また、色味的にカラフルなものも「いいね」を押してもらいやすいようです。

今回ご紹介したように、色々なアプリを駆使して本格的な1枚を作るのも楽しいし、Instagramの機能だけを利用して制限されたなかでつくる1枚もステキです。自分にあったこだわりを見つけ、最高の写真をお友達に自慢しちゃえ!

(写真、文=池田廉)

参考リンク:Instagram (http://goo.gl/mcDG6)

▼すると、こんな雰囲気画像のできあがり!






▼左がiPhone、右がAndroid
微妙にデザインが違うけれど、フィルタ数や機能は同じ