花の女王と言えばバラ! 一輪挿しにしろ、アレンジにしろ、その存在感と華やかさは他の追随を許しません。またバラは愛や恋の象徴でもあります。お好きな方も多いのではないでしょうか?

どうしてこんなにバラの花が好きなのかしら? そうと問われると「そんなのキレイだからに決まってるでしょ?」と言いたくなりますが、ちょっと待って。「女性がなぜバラが好きなのか」が科学的に研究がされているのをご存知でしょうか? 

その研究者の方にお話を伺うことができました。お話によるとバラの香りには秘密が! バラの香りが女性を美しくするということが科学的に証明されているというのです! 

バラの香りの秘密を教えてくださったのは、蓬田(よもぎだ)バラの香り研究所の蓬田勝之先生です。蓬田先生は資生堂で香料分析の研究に従事し、現在は同研究所で所長をつとめる香りのプロです。

まず、バラの香りは大きく分けて甘いゴージャスな香りの「ダマスク系(ヨーロッパ系)」と紅茶のような優雅な香りの「ティー系(中国系)」に分けられます。ティー系のバラに含まれる「ティーローズエレメント(ジメトキシメチルベンゼン)」という成分が女性を美しくしてくれる秘密の成分なのです。

■ティーローズエレメントには、「鎮静効果、安眠効果」そして「美肌効果」がある!
まず、鎮静効果/安眠効果ですが、香りをかいだあとの脳波測定実験によると、ティーローズエレメントの鎮静作用は、鎮静作用が高いと言われているラベンダーの精油より遥かに高いことがわかりました。

そしてそして、気になる美肌効果! 香りで肌がキレイになるってどういうこと? こちらの図をご覧ください! これは香りが脳を刺激肌の再生力が増し、外部刺激からダメージを受けにくくなるということだそうです。つまり肌のチカラを引きだしターンオーバーが促進されるというわけ。

よくバラの香りは異性をひきつけるフェロモン的な役割があるというイメージがありますが、むしろ逆! バラの香りでリラックス&肌のターンオーバー促進 → 心身共に魅力的なり、結果、異性をひきつけていると言った方が良さそう。バラの香りはまさに内面も外見もトータルで女性を美しくしてくれるんですね。

■ティーローズエレメントが含まれるバラはどれ? / 品種改良された「現代バラ」を探せ!
心配は御無用! 品種改良され「よい香り」とされている現代バラにはティーローズエレメント含まれているそうです。バラ園で栽培されている香りのあるバラは大体現代バラにあたります。まずは自分で好きな香りの品種を探してみたらよさそうですね。

先生も「最後には自分が好きだと思ったバラの香りを楽しめばいいですよ」とのこと。女性は美しくありたいもの、だから知らず知らずのうちに自身を活性化させてくれるバラが好きなのかもしれません。

なお香りについて最も効果的なのは生花の香りですが、バラが咲くのは5~6月、そして10月~11月と年に2回限り。その他の時期もバラの香りを楽しめるよう同研究所では生花の香りの成分を再構築して作った香りのビーズの開発・販売もされています。私もビーズ香りを試しましたが、とってもフレッシュな香り! 花びらのヒンヤリとしたみずみずしさが伝わってくるようでした。科学の力ってすごい!

バラの香りは500以上の成分が入っており、蓬田先生の代だけでは研究しつくせないほどだそう。うーん、奥深い! これからも世の女性のために研究を続けてバラの香りのことを広めていただきたいですね。

(写真、文=おおさか もぐみ)

参考リンク:蓬田バラの香り研究所(http://goo.gl/1wEcT

▼こちらが蓬田先生、先生のお肌もとってもツルツル! やっぱりバラの香りのおかげ?

▼研究所で販売されているバラの香りのビーズ、生花そのもののみずみずしい香り

▼香りはお届けできませんが……Pouch厳選・バラ写真集お楽しみください♪

▼春のバラはまだ間に合います。週末はバラ園でリフレッシュもいいかも!






▼バラの香りを取り入れた生活……憧れます☆