モイ! 今日はみんなに北欧はフィンランドの極旨スイーツ『ラスキアイスプッラ』の作り方を教えちゃうぞ!

ちなみに「モイ」とは、フィンランド語で「こんにちは」という意味。ついでに言うと、「モイモイ」は「さようなら」って意味だぞ。覚えておくように!

『ラスキアイスプッラ』はイースターの7週間前に食べる、フィンランドの伝統的なお菓子。味は「皮がパンのシュークリーム」をイメージしてみて。作り方を教えてくれるのは、フィンランド大使館公式ツイッター管理人のフィンたん。それではよろしくね~。

【フィンたんが教えるラスキアイスプッラの作り方】
【用意するもの】
牛乳500ml 生イースト50g 卵2個 砂糖200cc(1カップ) 粒砂糖適量 塩小さじ1/2 カルダモン小さじ1 小麦粉1200cc(6カップ) バター50g 生クリーム200ml ラズベリージャム・ブルーベリージャム適量
【作り方】
1:少し温めた牛乳に生イーストを溶かします。

2:1に溶き卵1個分・砂糖・塩・カルダモン・小麦粉一部を加えて、2分ほどしっかり混ぜましょう。混ぜながら少しずつ小麦粉を足していってください。

3:2に溶かしたバターを加えてさらに混ぜます。これがラスキアイスプッラのパンの部分になります。愛情込めて、5分ほどよ~くこねてください。

4: こね終わったら、大き目の皿に3を移しタオルをかけて、30分ほど発酵させます。

5: 打ち粉をした台上で、こぶし大ずつに分けた4を丸めましょう。その後、刷毛を使って卵を表面に塗り、上に粒砂糖をまぶします。これを220℃のオーブンで、10~15分きつね色になるまで焼いたら、パンのできあがり。

6:パンを焼いている間に、トッピング用のクリームを作りましょう。よく冷やした生クリームに砂糖を少量加えて固く泡立てます。

7:パンが焼きあがったら横半分に切って、下半分中央に小さな窪みを作ってください。その窪みにラズベリー&ブルーベリージャムを詰めて、ジャムのまわりに先ほど泡立てたクリームを縁取りするように搾り出したら、ラスキアイスプッラのできあがり~!

本場の『ラスキアイスプッラ』の大きさは、なんとハンバーガー並みなのだとか。胸やけしそ~(アラサーなもんで)。でも絶対ぺロリといっちゃえそう~。ちなみに、生クリームにバニラエッセンスを加えると、さらに美味しさがアップするそうです。

「世界一美味しい菓子パン」と名高い『ラスキアイスプッラ』は、フィンランドのお隣スウェーデンでも『サムラ』という名前で親しまれているそう。18世紀には、食後のデザートとしてこの『サムラ』もとい『ラスキアイスプッラ』を14個も食べた挙句亡くなってしまったスウェーデンの王様がいる、なんていう逸話もあるほど……どんだけ好きなんだよ! でも、それだけ美味しいってことなんでしょう。みんなもぜひ、お家で作ってみてね~。

(文=田端あんじ)

参考元・画像:駐日フィンランド大使館公式ツイッター( http://goo.gl/GxwPK )・( http://goo.gl/XZVqo

▼めちゃめちゃ美味しそう!

▼フィンたんも大好きなんだってさ~

▼ちなみにこの人がフィンたんです☆