素肌を出さずにはいられない夏目前!

冬の間蓄えてしまったプヨプヨお肉をなんとかしようと、今必死にダイエットをしている方も多いのではないでしょうか? 

実は記者もそんなひとり。1カ月内になんとかあと3キロ落とせれば!! と思い食事制限しているのですが……。

だいたい、こんな不健康なダイエットはそうそう続かないというのが常。たとえ成功したとしてもリバウンドするのが落ちなんですよね。そこまでわかりきっているのに、やらずにいられないわけであります。

なんとか上手にエネルギーの摂取をコントロールして必要な栄養をを取り入れるってことできないかな。と思っていたら、耳よりな話が!

<ロスで大人気の健康ダイエット方法>
最近、ロサンゼルスで流行っているダイエットがあるというのです。それは、食事を制限するのではなく血糖値の上昇を緩やかにコントロールするというもの。

血糖値の上昇を緩やかにコントロール……って、また難しそうな。

でもね、とある方法であれば実現可能らしいのです。

<1日5回食事+丸ごと食材>
それは、数年前から話題になっているセレブ御用達のトレーナー、ハーレイ・パステルナック氏が推奨するダイエット法「5FACTORDIET」。なんでも食事を5回に分けて食べることで血糖値の上昇を穏やかにコントロールできるんだそうです。

要は、メインの3食のほかに間食をするというものです。さらに食べるものは素材そのまま、つまりほぼ丸ごとの食べ物「WHOLEFOOD(ホールフード)」を摂取するというもの。

ま、丸ごと!? ってこれまた、難易度高そうじゃないの!!

そう、野菜なら葉っぱから根っこ、魚ならば頭から尻尾まで! つまり、命まるごと頂く食事のことを指すのです。ホールフードは米国ではかなり前から使われてきた言葉ですが、より自然志向の食生活を実践する手段として近年さらに注目されているんだそうな。

一見難しそうですが、実は、大豆や海藻を使用する日本食はホールフードの宝庫なのです。和食スタイルは、やはり健康にもダイエットにも、かなり理にかなっているですね。

とはいっても、このご時勢。残業で帰るのが遅かったりと、ライフスタイルが乱れがち。そんななか、毎日同じ時間にしっかりと和食を摂取するのはかなり難しいですよね。

<栄養バーを上手に取り入れる!>
そこで重宝されるのが、穀物や豆類、ドライフルーツなど栄養価の高いホールフードを用いた「ニュートリションバー」なるもの。

日本では、丸ごと大豆を使用した栄養食品『SOY JOY』などが有名ですよね。ちなみにご存知『カロリーメイト』は、バランス栄養(調整)商品で、ちょっと役割が違います。

ちなみに「SOY JOY」をはじめとするニュートリションバーはロスの忙しい人々の間でも人気があります。

そう聞いて、記者もさっそくSOY JOYを食べてみることに。今回食べたフルーティートマト味は、バーではなく、本当にトマト料理を食べているかのような風味。しかも、それまで空腹でお腹鳴りっぱなしだったのですが、これ1本でかなり満たされました。これなら仕事の合間に食べられるし、続けられそう!

ハーレイ・パステルナック氏によると、「食事のルール」がいくつかあるそうです。みなさん、ここチェックですよ!

【1日5回食事(5FACTORDIET)のルール】
・食事の半分は炭水化物を含む食材にする。豆類や果物なども取り入れ、穀物は玄米や全粒粉などを選ぶ。
・1食中3分の1を、赤味の肉や卵白、大豆など低脂質で高たんぱく質な食材に。
・1食のなかに最低5グラムの食物繊維を取り入れる。
・油はエキストラバージンオイルやごま油など、悪玉コレステロールを減らすものを。
・ノンカロリーの水やブラックコーヒー、お茶でしっかり水分補給。

さらにさらに、

・1日5回にわけて食事すること。
・1日25分間のストレッチやエクササイズを週5日間する。

忙しいときは先ほどのSOY JOYのような栄養価の高いバーを利用すると良いそうですが、バランスの良い食生活は心がけるように! とのことです。

また、ダイエットにおいて本当に怖いのは、「空腹の時間が長く続いて、血糖値が低下してしまうこと」なんだそうです。低下すると、次の食事のときに身体が余分に栄養を吸収してしまうんだそうな。しかも、エネルギーではなく脂質として蓄えようとするため、太りやすくなるんだそうです。記者が1日のカロリー摂取がさほど多くないのに痩せないのは、そういうことであったか……!!

記者は、日中多忙のあまりご飯を我慢して夜一気に空腹を満たしたりするので、これからは止めようと思います。ところでハーレイが指導しているセレブたちってとてもスリムですけど、1日のカロリー摂取量どのくらいとってるんでしょうねえ。気になるところですわ。

皆さんも、極端なダイエットではなく健康的に痩せてナイスバディを手に入れ維持し続けましょう! この機会に丸ごと食材ホールフードを取り入れた「5FACTORDIET」始めてみては?

(写真、文=riaco)