ぶっかけご飯、皆さんはお嫌いですか? 記者は大好きです! 簡単に作れるし、おいしいし。でもいくら「干物女」色が強い記者も、さすがに友達や彼が家に来るときにはぶっかけご飯は出せません。ぶっかけご飯にやや近くて手軽に料理できるのはカレーライスだけど、さすがに毎回カレーって言うわけにもいかないし。

ということで、新たな「ぶっかけご飯」or「カレーライス」級の料理を探してみました。それで見つかったのが「チュニジア風クスクス」です。

皆さんはクスクスって食べたことはありますか? 北アフリカ周辺の地域が発祥地と言われていて、中東やフランス、イタリアなどでも大人気なのですって。

このクスクス、カレーライス級に簡単に自宅で作れるのそうなのです。もちろん本場の味とは違うけれど、手軽に珍しいものが食べられるなら、やってみる価値はあります。

では、早速作っていきましょう!

【材料】4人分

-クスクス用-
・乾燥クスクス 320グラム
・水 440cc
・オリーブ油 大さじ1
・シーズニングソルト 少々

-スープ用-
・鶏もも肉 1枚
・たまねぎ 2個
・にんじん 1本
・長なす 1本
・ズッキーニ 1本(なければカブ2個でもOK)
・エリンギ 2本
・パプリカ 1個
・コンソメ 大さじ2
・シーズニングソルト 少々
・オリーブ油 大さじ1
・こしょう 少々
・ローリエ 1枚(なくてもOK)
・トマト缶 1缶
・水 400cc

乾燥クスクスは、大きめのスーパーやインターネットなどで購入できます。海外食品を取り扱っているお店ならたいていあります。この乾燥クスクス、実はレトルトカレーなどと食べてもおいしいし、お湯さえあれば2分で用意できるので、レトルトご飯並みに常備しておくと役に立ちます。

またスープの野菜がすべてそろわなくてもOK。外せないのはトマト缶とたまねぎくらい。何かが足りなかったら別の野菜を入れてみて。とにかく、鶏もも肉入りトマトスープが作れればいいのです。

【作り方】
作り方はカレーと同じ。ルーの代わりにトマト缶を使うイメージ。

1.野菜と肉を一口大に切る。

2.厚手の鍋に油をひき、肉とたまねぎを炒める。

3.たまねぎの色が変わってきたら、すべての野菜を入れて炒める。

4.野菜がしんなりしてきたら、コンソメ、トマト缶と水、ローレルを入れて強火で煮込む。

5.スープを煮込んでいる間にお湯を沸かし、タッパーなどに乾燥クスクスを入れてお湯をかけ、オリーブ油とシーズニングソルトを入れてよく混ぜる。

6.にんじんが柔らかくなるくらい煮込んだら、シーズニングソルトとこしょうで味を整える。水が上がってしまっていたら、ひたひたになるくらい水をたして中火で5分煮込む。

盛りつけたらできあがり。

カレーと同じく、煮込み時間があるので、その間にちゃちゃっと着替えたり、部屋の掃除をしたりも可能。彼や友達が急に来ることになったときなどにもオススメ。

このチュニジア風クスクス、赤ワインと合います! 家飲みをちょっと異国風にしてみたいときなどに、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

(文=山川ほたる)