美男美女の国ウクライナ。「ウクライナと言えば○○」を大紹介します!

最近、日本からの渡航者が非常に増え、日本人との国際結婚も増加しているらしいウクライナ。でもウクライナってどんな国? 「日本と言えば、寿司・富士山・天ぷら・温泉・サービス精神……」と語るように「ウクライナと言えば……」と言えるものが知りたい! 

ということで、ウクライナについて詳しい人に聞いてきましたよ。ウクライナの魅力が伝わる、「ウクライナと言えば○○」をご紹介します。

■ウクライナといえば「美男美女」

ウクライナといえば世界一美しい首相と言われたティモシェンコさんもとっても美人(といっても血統からはウクライナ人ではないそうですが)。前大統領ユーシチェンコさんも元イケメンらしい。そう、ウクライナは美男美女の宝庫です。ちょっと電車で出会った子が美少女だったりするのはよくあること。あのリアルバービーと言われているロシア系美女も実はウクライナ人なんですって。ウクライナのお隣のロシアも「美男美女の国」というイメージがありますが、昔、超愛国者のロシア人男性に世界一美女の多い国はと聞いたところ、すかさずロシアではなくウクライナと答えたそう。ロシアでもウクライナ美女は有名なのですね。

■ウクライナといえば「チェルノブイリ」
1986年にチェルノブイリ原発事故は、2011年3月11日に発生した東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故によって記憶に呼び起こされたことと思います。このチェルノブイリは、ウクライナにあります。事故直後の4月26日にチェルノブイリには福島に対する「祈りと想い」が込められた折り鶴の像が立てられました。また2012年には、ウクライナと日本の間で、原発事故後の対応を推進するための協力協定を結んでいます。同じ原発事故の苦しみをうけた福島の人への共感を持っている国だと言えるでしょう。

■ウクライナといえば「ボルシチ」&おいしい料理

ロシア料理と思われがちなビーツ(赤カブに似たサトウダイコンの仲間)を使った真紅のスープ、ボルシチ。これ、実はウクライナの伝統的な料理で、日本人にとっての「みそ汁」のようにウクライナ人にとっては身近なものです。ウクライナはかつて、モンゴル、ポーランド、オーストリアなど、多くの異民族の支配を受けました。それらの異民族の調理法と肥沃な土地でとれる豊富な食材、ウクライナ人の感性の見事な調和がウクライナ料理、特にボルシチなのです。まずいわけがありません。

ボルシチに代表されるように、ウクライナの料理には野菜がたっぷり。ボルシチに並びワレニキ(さくらんぼなどの様々な具が入った肉なしゆで餃子)、キエフ風チキンカツレツ、さらにキャベツ料理のゴルブツイなどがウクライナ料理の代表ですが、どれも日本人の口に合うのです。ウクライナのお隣のロシアでも、食べ物に「ウクライナの」という形容詞がつくと、「おいしいもの」だと認識されるそう。ロシア人にとっても、ウクライナの料理がおいしいと有名なのですね。

■ウクライナといえば「コサック」

腕組みをしてしゃがみ、片足を前に蹴り上げるポーズをして踊る「コサックダンス」。あれ、小学生の頃にやってみて後ろに倒れる男子っていませんでしたか? ロシアのダンスのイメージがあるかもしれませんが、コサックはもともとはウクライナの軍事的集団のこと。馬を体の一部のように乗りこなす騎馬兵が有名で、多様な乗馬術も編み出されました。ウクライナ人は、コサックの家柄を誇りに思っており、国歌にも「われらコサックの末裔」と出てきます。義理人情を重んじる伝統、名誉のためには死をも恐れない心構えなど、いろいろな点でコサックは日本の侍に通ずるところがあるそうです。

■ウクライナといえば「農業」
中学校の地理で「黒土地帯」について習ったのを覚えていますか? この「黒土地帯」はウクライナにあります。ウクライナの国土のほとんどは肥沃な平原、草原で成り立っており、小麦、ライ麦、テンサイ、ジャガイモなどを生産し、周辺国へ供給してきました。国旗も上半分スカイブルー、下半分イエローで小麦畑と青空をイメージしているほど。21世紀、世界が食糧不足に陥ったとき、世界を救うのはウクライナだといわれているくらい、 世界からウクライナの農業に寄せる期待は大きいのです。

■ウクライナといえば「世界最大のメガソーラー」

チェルノブイリの原発事故がありながら、いまだウクライナの原子力による年間発電量は世界7位(2006年末内閣府原子力委員会発表による)。しかし、2012年8月現在、世界最大の太陽光発電所があるのもウクライナです。ウクライナPEROVO太陽光発電所には、200ヘクタールの土地に、ソーラーパネルが並んでいます。

■ウクライナと言えば「ハチミツ」
ウクライナでは、各家庭で養蜂をしていると言っても過言ではないほどハチミツ生産が盛ん。お土産にも自家製はちみつをよくもらいます。2009年の生産量は、世界第4位でした。ハチミツから作ったメッドと呼ばれる甘口のお酒もあるんだとか。市場でハチミツを売っているところを見ると、日本人だったら驚くはず。瓶に大量に蜂がたかっているのに、人々はものともしていないのです。


瓶のふちなどについているもの、ゴミではありませんよ! 蜂です。蜂がたくさんついたり、メッドを売るコップに蜂がびっしりついているのにまったく気にしません。「蜂」慣れしている様子が、見受けられます。ハチミツのお酒、メッドは日本でも買えるそう。甘口だそうなので、試してみてはいかが?

■ウクライナと言えば「美しい町並み」

以前にウクライナの首都キエフの美しいミニチュア模型を紹介しましたが、ウクライナにはかつての東ローマ帝国の勢力下で発達した『ビサンティン様式』と呼ばれる華麗な様相を模した協会があったり、石畳の小道があったりと、町並みがとても美しいのです。

また、世界で一番ロマンチックだと言われるトンネルがあるのもウクライナ。

このトンネルをくぐり抜けたら、トトロに会えそうなトンネルではありませんか?

■ウクライナと言えば「みんなで食べるとおいしいよね」
ウクライナ人には親日家が多く、食べ物に関して非常に開けっぴろげ。駅の食堂で相席になったウクライナ人に急にビールとつまみをごちそうされたり、電車内でほんのちょっと言葉を交わしただけの男性から、自宅に招待されて奥さんの手料理をふるまってもらったりされる日本人もいるほど。「だって、みんなで食べるとおいしいでしょ」とウクライナ人は言うのですって。

いかがですか? 何だかステキそうなウクライナ。記者はいつか行ってみたいです!

(取材、文=FelixSayaka、写真=中澤俊彦)

取材協力=中澤英彦(東京外国語大学名誉教授、ヨーロッパアジア言語文化研究所長)
参考(太陽光発電):rencentre(http://rencentre.com/news-and-insights/2950
コサックの写真:flickr(New York Public Library
トンネルの写真:flickr(iSavoch
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

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