今月日本中が熱気に包まれたイベントといえば、そう、オリンピックですよね。多くの選手が活躍し、感動を与えてくれました。 

さて、こうしたアスリートたちに親しまれている食品としてよくしられているのが、「バナナ」です。バナナの中には、すぐにエネルギーに変わりやすい糖だけでなく、体内でゆっくり消化される糖も含まれています。

これによって、運動開始前のエネルギーを補充や、運動中のエネルギーが供給が期待できます。また腹持ちも良く、カロリーが低いこともあり、まさにアスリートを支える果物といっても過言ではありません。

そんなバナナですが、研究によるとバナナの熟度によって栄養が変化することが明らかになりました。しかもその効果は、便秘、美肌、免疫力UPと女子には見逃せないものばかりなんですっ!

■青めバナナには整腸効果 便秘解消に期待!
「バナナは便秘にいい」というのはよく聞きます。というのも、バナナには便秘解消の代表選手・食物繊維とフラクトオリゴ糖が多く含まれているためです。

特に整腸効果が期待できるのは端が少し青みがかっている「青めバナナ」だそう。青めのバナナには「難消化性デンプン」が特に多く含まれています。難消化性デンプンはその名の通り、消化されにくいデンプンのこと。胃酸で溶かされずに腸に届き、腸内の善玉菌のゴハンになります。そして善玉菌が増えて、その結果便秘解消につながるそうですよ。

なお、この難消化性デンプンはバナナが熟していくにつれて少なくなるので、便秘解消を狙うなら青めバナナですわ!

■黄色バナナは美肌&アンチエイジング効果
一般的によく食べられるのが「黄色バナナ」。程よく熟したバナナは甘くて美味しいだけではなく、肌にもとっても嬉しい食べ物に大変身! というのも、「美容ビタミン」と呼ばれるビタミンB2、B6、ナイアシン(ビタミンB3)を多く含むからなんです。

これらのビタミンは代謝をアップさせ、美肌づくりのカギとなります。美容ビタミンは他の果物にも含まれますが、含有量とバランスは黄色バナナがダントツです。

また、アンチエイジングと言えば、体の酸化を抑制することが大切だと言われていますが、黄色バナナはこちらでも威力を発揮! バナナは身近な食品のなかで、抗酸化作用が最も高いことが研究で明らかになっています。

今まで時間とともに増える活性酸素に対抗しつつ、新しい肌をつくる手助けをする、これが黄色バナナの美肌効果の秘密なんですね。

■茶色バナナは免疫力UPに! 胃潰瘍の予防にも
ちょっと油断すると茶色い斑点が出てくるバナナ。

ですが、この斑点=シュガースポットには、「リン脂質」という果物ではほとんど含まれることのない珍しい物質が含まれています。これは胃の粘膜を保護し、胃潰瘍の抑制効果が期待できるそうです。

ほかにも実験で、茶色くなったバナナを食べたマウスは血中で免疫細胞を活性化させる物質が増加したという結果も出ています。

なるほど~! どれも嬉しい効果ばかりですね。

もちろんそのまま食べてもいいですし、ヨーグルトに入れたり、スムージーにするというのもアリ。アレンジが効きやすいのもバナナの魅力です。栄養満点のバナナをぜひ自分のスタイルに合わせて積極的に取り入れていきたいですね。 

(文=おおさか もぐみ)

▼青バナナ

▼茶色バナナ