「あっ炭酸なのに振っちゃった!」

あなたも一度や二度、こんな経験をしたことがあるでしょう。むしろ「振ってある」ということを知らないまま缶のプルタブを開けてしまってヒドイ目にあった、なんて方も少なくないのでは?

今回はそのような非常時に大変役立ちそうな、とっておきのある方法をお教えしましょう。それは、「振ってしまった炭酸飲料を爆発させることなく開ける方法」! 全貌が、動画サイトyoutubeに投稿されています。

レクチャーしてくれているのは、有名な理科の教師であり、おもちゃデザイナーであり、ほかにもたくさんの肩書を持つというSteve Spangler氏。日本でいえば、でんじろう先生のようなものでしょうかね。

Spangler氏はまず、炭酸水を透明の哺乳瓶に移し替えて、炭酸が爆発する仕組みを視覚化してみせました。移し替えた炭酸水をシェイクすると、哺乳瓶の飲み口部分が大きくぷくーっと膨らみます。うわ、コレ絶対に爆発するよっ!

でも慌てないで。哺乳瓶の側面を1周分「でこぴん」の要領でコツコツ叩いておきさえすれば、開けた時爆発することはないのです。

Spangler氏曰く、「炭酸水は缶の中で常に圧力がかかった状態にあります。それが揺さぶられることで、空気との接点が増え、気泡の数が増し、やがて爆発に繋がる。しかし缶をはじくことでそれを取り除いてやれば、爆発を回避することができるのです」とのこと。なるほど、コレは今日から早速使える知識です!

炭酸水を振ってしまった際にはぜひ試してみたい、こちらの方法。でもこういうのって、自分で試してみなければ、ハッキリとした確証が持てないもの。だからみなさん、チャレンジする際には、一応不測の事態に備えておくことも忘れずにねっ。

(文=田端あんじ)

参考元:youtube.com(http://goo.gl/pYO2S

▼炭酸水を振った缶の中を視覚化するとこんな状態!

▼でも「でこぴん」すれば大丈夫だよっ☆

▼とにもかくにもこればっかりは、1度自分で実験してみないとね~