「Curiosity killed the cat」という英語のことわざがあります。好奇心はネコを殺した、転じて「あまり詮索しすぎると面倒なことに巻き込まれかねないよ」という意味です。

けれど、実際にはそうばかりでもなく、ときには驚くべき発見につながることもあるようです。なんと、好奇心あふれるネコたんが、2000年の歴史はあるローマの遺跡を見つけちゃったというではないですか!

イタリア・ローマのピエトララータという街の近く。10月のある日、この辺りに住んでいる2人のローマ人がいなくなった飼いネコを探していました。どうやらこのネコたん、近所にある石灰岩の洞窟の中に入っていってしまったようです。飼い主のひとり、ミエルコ・カーティさんがミャーミャーというネコの鳴き声にしたがって進んでいくと……そこで彼が目にしたのは葬儀で使うような骨壷や人骨らしきもの! 

さっそく考古学者たちが調べてみると、それは2000年も前のものであることがわかったそう。もともとそこにあったものではなく、少し前に降った豪雨で洞窟内の岩がれ、上のほうにあった埋葬スペースから骨壷や人骨が落ちてきたのではと推測されています。

ローマではいまも新しい遺跡がいくつも見つかっているそうですが、それでもカーティさんは自分の飼いネコの手柄に大興奮したといいます。今から2000年前といえば日本では弥生時代のころ。気まぐれなネコについていったら弥生式土器や古代遺跡を見つけちゃったようなものですから、確かにそりゃあビックリです。

ネコのサンクチュアリともいわれるローマ。古代遺跡に囲まれたこの街で、皆から愛されているネコちゃんがこんな発見をしちゃうというのは、何ともこの国らしいことと言えるかもしれませんね!

(文=鷺ノ宮やよい

参照:NewsFeed TIME(http://goo.gl/uS69K