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おじさんがトロンボーンを吹いているだけの動画が、動画共有サイト「You Tube」で注目を集めています。この動画を見て、笑い転げる人が続出中! 登場するのは、おじさんただ一人……なのに、どうしてそんなに面白いの?

話題の動画「Trombone Silliness」は1月7日、ニューヨーク・フィルハーモニックでセカンド・トロンボーン奏者を務めるデビッド・フィンレイソンさんが投稿したもの。トロンボーンの演奏風景を映しているのですが、顔が近づいてきたり、遠ざかったり、かと思えば超アップになったり。フィンレイソンさん、おもちゃみたい! ジーッと見ていると頭がぐらぐらして、乗り物酔いをしたような感覚に襲われます。

実はフィンレイソンさん、小型ビデオカメラ「GoPro」をトロンボーンのスライドに取り付けて撮影しているのです。トロンボーンはスライドを伸縮させて、音程の高低を生み出す楽器。演奏中、フィンレイソンさんがスライドを伸縮させる度に、ビデオカメラが顔に近づいたり、遠ざかったりしているというワケです。

「Trombone Silliness」はそもそも、フィンレイソンさんが自身のHPで、2011年6月に公開しました。ホームビデオを撮影するのが好きだったフィンレイソンさん。もっと面白いことができないかと考えて、小型ビデオカメラをトロンボーンに取り付けてみることにしたそうです。プロのトロンボーン奏者の演奏が、アイデア次第でこんなにユニークなものになるなんて。なんだか意外!

(文=夢野うさぎ
参照元:youtube.com(http://goo.gl/xk5CI