air1

大気汚染が深刻な中国。まるで霧がかかったかのような驚くべき光景を、メディアなどを通してご覧になった方も多いのではないでしょうか。

そんな中、リサイクル事業などで莫大な富を築いた中国の富豪・陳光標さんが、なんと「新鮮な空気」入りの缶を発売したのだとか! 

海外サイト『odditycentral.com』によると陳さんは、「自分の死後財産はすべて慈善団体に寄付する」と宣言し、現在も多くの寄付を継続して行っているほどの慈善家。彼は現状から、中国に住む人々、特に幼い子供たちやこれから生まれてくる未来の子供たちの健康に強い危機感を抱き、「空気缶」を製作したのだそうです。

「新鮮空気」と記載された缶の中に入っているのは、「チベットの清浄な空気」や「脱工業化を図った台湾の空気」など、とにかく「綺麗な空気」。一体どうやって摂取するのかというと、陳さん曰く、「飲み物を飲むようにして口から吸いこむか、鼻をつけて思いっきり吸い込めばよい」とのこと。

陳さんが初めてこの「空気缶」のアイデアを発表した際、多くの人々が怪訝な顔をしたのだとか。しかし至って本気だった彼は、1缶当たりおよそ70円で販売を開始。大方の予想に反して、発売初日には北京だけで1000本も売り上げたのだそうです。

また去る1月30日には路上にて、「空気缶」を無料配布したという陳さん。「空気が70円もするなんて高すぎる(中国の缶ジュースは大体45円ほど)」「空の缶を配ってどうする」など批判的な意見もあるようですが、一方で「さすが陳さんだ」と称賛の声も多く挙がっている模様。

「空気を売る」なんて一見するとたしかに眉唾モノですが、現在中国で起きている深刻な大気汚染の状況を目の当たりにすると、こういったアイデアが生まれたのもおかしくないことなのかも? さてみなさんはこの「空気缶」、どう思われますか?

(文=田端あんじ)

参考元:odditycentral.com( http://goo.gl/1164R

▼こちらが空気缶を販売している富豪・陳さんです

air2

▼新鮮な空気をごくごく

air3

▼似顔絵、そっくりですね!

air1