見た瞬間、誰もが驚くこのワイヤレス・コンピューターマウス。だって、デスクから離れて宙に浮いてるんだもん! でも、いったいなぜ? なんのために? どうやって浮いてるの!!??
KIBARDINDESIGNというチェコの会社が作ったこの製品、名前を「The Bat」といいます。空中にクールに佇むサマは、その名の通りコウモリさながら! 実はこれ、強力な磁石によって土台と離れて浮いているのだとか。
「でも、近未来的でカッコイイのはいいけれど、なんだか使いにくそうだなあ……。」
と思ったあなた! それは大間違い。このマウス、パソコンのヘビーユーザーが陥りやすい病気のことも考慮して作られているんです。
それは、手根管症候群という病気。これは、手首の手のひら側にある手根管というトンネルの中で、正中神経などが慢性的な圧迫を受けて起きるものです。具体的な症状としては手のひらの親指から薬指にかけてのしびれや痛みで、仕事などで長時間、パソコン作業をする人がかかりやすいのだそう。
このマウスであれば、手首を不自然な位置に固定したまま無理な圧力を加えることがないため、手根管症候群になるのを防いでくれるといいます。
デザインも機能もすぐれているだなんて、本当に素敵! 現在のところ、試験段階だそうでまだ実売はしていないそうですが、いつの日か日本でも使えるようになるのを楽しみに待ちたいですね♪
(文=鷺ノ宮やよい)
▼どこからどう見ても、ホントに浮いてるーー!!
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