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ただでさえ運動不足なうえに、 ”食への誘惑” が溢れる現代社会。健康的な体を維持するのってなかなか難しい! うまくいかないダイエットやリバウンドに悩んだり、食と健康に関するストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。

そんな中、体重と人の性格に関する研究報告が発表され、現在話題になっています。報告によれば「人は太ると性格も変わる」と言うのです。今日はちょっと物議を醸しそうなこちらの話題をご紹介。

■研究内容と結果
フロリダ州立大学医学部の研究チームは、バルチモア在住の1900人から、10年間の初めと終わりにデータを取って調査しました。あらゆる年齢と経済状況の男女が対象です。

まずは臨床医が被験者の体重を2回に分けて測定。その後、今度は被験者が体重を自己申告、そしてさらに臨床医が体重を測定。このデータによる調査統計により、「体重の変化」と「性格の変化」が関係しているかを調べました。

結果によれば、体重が10%以上増えた人は、維持していた人に比べて、”衝動的” で ”誘惑に弱くなる” 傾向があると判明。さらに、体重増加につれ、より ”自己中心的” で ”決断力が鈍く” なる傾向が観られたそうです。

■体の変化が心に影響する
これは、「体重増加という容姿の変化に対する、家族、友人、同僚たちの反応が、ネガティブな影響として自身に跳ね返る(フィードバックする)こと」が要因だと考えられています。

調査責任者のアンジェリーナ・サタン氏によれば、「衝動的になることが、体重増加の原因または結果」とまでは言い切れないとしても、「体重の増加が精神の働きに影響している」のは確かだそう。

「心と体は密接に絡んでいるもの。どちらかの変化がもう一方に影響を与えるはずです。」

研究者たちは、「太るにつれて性格が衝動的になり、その変化がさらに ”太るリスク” を増やしている」と結論づけています。「一度太ると自己嫌悪や自暴自棄でさらに太ってしまう」そんな負のスパイラルに陥る人が多いようです。

ちょっと怖い話ですが、体重を気にしない人には当てはまらないような気も。過度の肥満はもちろん問題ですが、太ることに対して神経質になりすぎる社会にも問題があるのかもしれません。みなさんはどうお考えでしょうか?

(文=黒澤くの)
参照元:dailymail.co.uk
画像:Flickr=Lwp Kommunikáció