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南は京都市役所から、北は京都御苑までの道沿いに、アンティークショップや風格ある老舗が軒を連ねる寺町通。かつては路面電車が走り、京都のメインストリートとして栄えましたが、今は落ち着いた雰囲気が漂うエリアです。

ぶらりと散策していると……かわいい飴ちゃんが並ぶお店を見つけましたぞ!!!!! まん丸で、艶やかで、まるでビー玉みたいにキレイ。いちご、レモン、ミント、サイダーなど、いろいろな味があるわよ~。

特に、記者の目を引いたのが「はなこよみ」というビン入りの飴ちゃん。オレンジ、ピンク、赤、黄などのカラフルなお花や、お多福、福助、ニコちゃんマークといった模様が細工されているの。それぞれの模様によって味も違うんだって!

「京あめ処 豊松堂」は、明治30年から続く手作り飴の専門店。銅鍋を使い、直火でじっくりと飴を煮込んでゆっくり冷やす、という古くからの技法を守っているそう。だから、どの飴ちゃんもきらきらと美しく輝いているのね!

ひと粒ひと粒、愛情たっぷりに手作りされた飴ちゃん。口に含むと、どこか懐かしい甘さが広がるの。話題のスイーツももちろん押さえたいけれど、昔ながらの甘いもんもよろしおすえ。

■店舗情報 『京あめ処 豊松堂』
住所:京都府京都市中京区寺町通夷川上ル久遠院前町679
電話:075-231-2727
営業時間:9:00~18:00
定休日:日曜、祝日(5~8月は土曜も休)
※掲載の情報やデータはすべて取材時(2013年6月)のものです

(写真、文=夢野うさぎ)

▼寺町通に面しています

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▼店内にはさまざまな飴ちゃんがズラリ!

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▼食べるまでどんな味か分からない「ミステリーキャンディー」も

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▼ビン入りの「京てまり」、「はなこよみ」、「びーだま」各420円

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