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先日、京都・寺町通にある「京あめ処 豊松堂」の手作り飴をご紹介しました。そのすぐ近くに、これまたかわいいお菓子を買えちゃうお店があるんです!

明治40年創業の「村上開新堂」は、京都で一番古いといわれる洋菓子店。アンティークな佇まいにひかれてドアを開けると、ガラス張りのショーケースに並ぶ、愛らしい洋菓子たちが出迎えてくれます。

こちらの名物の「ロシアケーキ」は、お店の雰囲気にぴったりのクラシカルな焼き菓子。レーズン、アプリコット、チョコ、ぶどうジャムサンド、ゆずジャムサンドの5種類あって、ソフトな生地と素朴な甘さが特徴なの。記者のお気に入りは、見た目も最高にキュートなレーズンよ!

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それにしても、見た目はクッキーみたいで「ケーキ」って感じじゃあないのに、どうして「ロシアケーキ」っていう名前なのかしら?

お店の方の話によると「ロシアケーキ」というのは、ロシアのお菓子を日本風に再現したものなんだって。だから、ロシアに「ロシアケーキ」というケーキが存在するわけではなく、日本独自のネーミングだそう。

「ロシアケーキ」のほか、4月下旬~9月限定の「オレンジゼリー」や、11~3月限定の「好事福廬(こうずぶくろ)」も人気。京都人にも愛されている手作りの焼き菓子、一度ご賞味あれ♪

■店舗情報 『村上開新堂』
住所:京都市中京区寺町二条上る
電話:075-231-1058
営業時間:10:00~18:00
定休日:日曜・祝日、第3月曜
※掲載の情報やデータはすべて取材時(2013年6月)のものです

(写真・文=夢野うさぎ)

▼とってもレトロでかわいいお店だよ~

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▼ディスプレイされているクッキーもかわいいの

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▼ロシアケーキ1枚189円。箱入りもあるよ♪

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▼オレンジゼリー662円も人気なの

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