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まだ肌寒い1月下旬からつぼみがほころぶ、早咲きの「河津桜」で知られる静岡県河津町。古くからの温泉地でもあり、町内に7 つの温泉郷を有しています。

そのうちのひとつ、峰温泉の「大噴湯公園」に行ってまいりました。名物の温泉卵、「大噴湯たまご」にチャレンジしてみたところ、これがなかなか美味だったのでございます!!!!!

■峰温泉の大噴湯は “東洋一” なんだって!

峰温泉の歴史は古く、今から約1200年以上昔の奈良時代までさかのぼります。当時、この界隈には「花田の湯」と呼ばれる霊泉が湧き出ており、多くの名僧が浴したとか。

その後、いつの間にか荒廃しましたが、時は流れて大正11年。伝説となっていた「花田の湯」を復活させようと、稲葉時太郎さんという男性が立ち上がり、温泉採掘に情熱を燃やしました。

そして4年後の大正15年11月22日、爆音とともに熱泉が地響きを立てて地上50mまで噴き上がり、伝説の霊泉は1100年の眠りから覚めたのです。

今でもその勢いは衰えず、噴き上げ口を絞らない限り、いつでも100度の温泉が地上約30mまで噴き上げ続けるそう。 “東洋一の大噴湯” と称される、全国でも珍しい自噴泉なのです。

■めちゃめちゃ噴き上がってびびった

現在は、周りへの影響に配慮して、噴き上げ時間が決まっているの。9時30分~15時30分の1時間ごとに、約1分間噴き上がるみたい。

実際、間近で見ると、まじでめちゃめちゃ噴き上がってびっくり。ブワァ~っと霊泉のミストが、降りかかってまいりますぞ。熱いのかと思いきや、なぜか冷たい!!!!! 運がよければ、虹がかかるんだって。

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■名物の「大噴湯たまご」を作ってみた

こちらの公園では、「大噴湯たまご」という温泉卵作りができるのだ。売店で生卵を購入して、こんこんと湧き出ているお湯につけ、待つこと約15分。冷まし水でしっかりと熱をとったらできあがり!

たかがゆで卵、されど霊泉で作ったゆで卵でござるぞ! めちゃめちゃ噴き上がる、大噴湯を眺めながら食べる「大噴湯たまご」は格別のおいしさですな~。

(写真、文=夢野うさぎ)
参照元:峰温泉 大噴湯公園

▼峰温泉の「大噴湯公園」にやって来ました!

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▼「あしゆ処」もあるよぉ~!

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▼こちらはイメージキャラクターの「フントー君」です

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▼「フントー君」は奮闘する人の味方らしいぞ!

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▼めちゃめちゃ噴き上がってます

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▼「大噴湯たまご」を作ってみます

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▼まずは売店で生たまご2個100円を購入

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▼かごに入れてもらい……

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▼15分ほどお湯につけます

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▼その後、30秒ほどお水につけて冷まします

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▼できた!

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▼キレイにむけたよ♪

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▼黄身までしっかりできています!

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